駐日レバノン大使館

駐日レバノン大使館について

駐日レバノン大使館は、レバノン共和国が日本の首都である東京に設置している外交使節です。この大使館は、二国間の友好関係を促進し、レバノンと日本の間の政治、経済、文化交流を深める上で重要な役割を果たしています。

歴史

1943年11月22日にレバノンがフランスから独立を宣言した後、第二次世界大戦終結後の1954年11月に日本とレバノンの間で国交が樹立されました。1957年には東京に駐日レバノン公使館が開設され、その後1959年に大使館に昇格しました。これにより、レバノンは日本との外交関係をより一層強化しました。

所在地

2023年6月5日より、大使館は以下の住所で運営されています。

[新しい住所]

以前の住所は「東京都港区赤坂1-11-36 レジデンスバイカウンテス410号室」でした。移転により、大使館の機能やサービスが向上することが期待されます。

大使

2018年3月6日より、ニダル・ヤヒヤーが特命全権大使を務めています。大使は、レバノンを代表して日本政府との交渉や外交活動を行い、両国間の関係を円滑に進める責任を担っています。

主要な出来事

カルロス・ゴーン事件と大使館の関与否定

2019年末、日産自動車の元会長であるカルロス・ゴーンが、日本での裁判所の命令に反して国外逃亡するという事件が発生しました。ゴーンが逃亡先に選んだのは、日本と犯罪人引き渡し条約を締結していないレバノンでした。この事件に関して、駐日レバノン大使館がゴーンの逃亡に関与しているのではないかという疑惑が浮上しました。

2020年1月3日、当時の駐日レバノン大使ニダル・ヤヒヤーは声明を発表し、大使館がゴーンの逃亡にいかなる関与もしていないことを強く否定しました。大使は、「東京の刑事裁判所によって定められた全ての保釈条件に従うよう、常に強調してきました」と述べ、大使館としての立場を明確にしました。

その他の情報

関連項目：日本とレバノンの関係、在レバノン日本国大使館
外部リンク：
駐日レバノン大使館（アラビア語）
駐日レバノン大使館（英語）
* 駐日レバノン大使館 (@embassyoflebanontokyo) - Instagram

この大使館は、レバノンと日本の友好関係を支える重要な拠点として、様々な活動を展開しています。

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