駒木根隆介

駒木根隆介：多様な役柄をこなす実力派俳優

駒木根隆介（こまきね りゅうすけ）は、1981年5月2日生まれの東京都出身の俳優です。身長168cm、体重95kgの体格を持ち、日本大学藝術学部映画学科中退後、コムレイドに所属しています。

キャリアの軌跡：自主映画から人気シリーズへ

駒木根さんの芸能活動は、日本大学藝術学部在学中に自主映画製作への参加から始まりました。その後、2003年には劇団「赤堤ビンケ」の前身ユニット、2007年には同劇団の旗揚げに参加し、小劇場を中心に活動の幅を広げていきます。

舞台活動と並行して自主映画にも出演し続け、2009年公開の主演映画『SR サイタマノラッパー』（監督：入江悠）でブレイクします。ダメニートラッパーIKKU役を熱演した本作は、ゆうばり国際ファンタスティック[[映画祭]]2009オフシアター・コンペティション部門グランプリ、第13回富川（プチョン）国際ファンタスティック映画祭NETPAC AWARD（最優秀アジア映画賞）を受賞するなど、高い評価を受けました。インディペンデント映画として異例のロングランヒットを記録し、新宿バルト9などでも上映されるなど、日本のインディペンデント映画史に残る作品となりました。

2010年には『SR サイタマノラッパー2 女子ラッパー☆傷だらけのライム』にも同役で出演。さらに同時期には、Twitterを通じていとうせいこうからオファーを受け、渋谷・コクーン歌舞伎 第十一弾『佐倉義民傳』にも出演。俳優としての活動範囲を着実に広げていきました。

音楽活動にも挑戦し、THE GO GO GO'Sの楽曲『smile smile smile』ではMC IKKU名義で参加しています。また、入江悠監督らと共同で、映画にまつわるメルマガ「僕らのモテるための映画聖典」を配信するなど、多角的な活動も展開しています。

映画・テレビドラマ・舞台：幅広いジャンルでの活躍

駒木根さんは、これまでに数多くの映画、テレビドラマ、舞台作品に出演しています。

映画では、『JAPONICA VIRUS ジャポニカ・ウイルス』、『劇場版 神聖かまってちゃん ロックンロールは鳴り止まないっ』、『アフロ田中』、『SRサイタマノラッパー ロードサイドの逃亡者』、『猫侍』、『ヒメアノ〜ル』、『終わった人』、『最高の人生の見つけ方』、『閉鎖病棟 -それぞれの朝-』、『無頼』、『野球部に花束を』、『最後まで行く』、『ダウンタウン・ユートピア』、『くすぶりの狂騒曲』など、ジャンルを問わず多彩な役柄を演じています。特に『SR サイタマノラッパー』シリーズでは主演を務め、シリーズの成功に大きく貢献しました。

テレビドラマでは、『連続テレビ小説 純と愛』、『相棒』、『警視庁・捜査一課長』、『SR サイタマノラッパー 〜マイクの細道〜』、『べしゃり暮らし』、『ニッポンノワール-刑事Yの反乱-』、『ノッキンオン・ロックドドア』、『OZU 〜小津安二郎が描いた物語〜』など、多くの作品に出演。脇役から重要な役まで幅広くこなす演技力は高く評価されています。

舞台では、『卒業-THE GRADUATE-』、『KERA・MAP『ヤング・マーブル・ジャイアンツ』、『渋谷・コクーン歌舞伎 第十一弾『佐倉義民傳』、『あゝ、荒野』、『スカーレット・ピンパーネル』、『M&O playsプロデュース『流山ブルーバード』、『てなもんや三文オペラ』、『PARCO PRODUCE 2024『ハムレットQ1』、『Bunkamura Production 2024『台風23号』など、数々の舞台作品に出演し、確かな演技力を観客に届けています。

さらに、劇場アニメ『映画 スター☆トゥインクルプリキュア 星のうたに想いをこめて』にも出演しています。

常に挑戦を続ける俳優

自主映画からスタートし、今では数多くの映画やドラマ、舞台で活躍する駒木根隆介さん。その演技力は高く評価されており、これからも多くの作品で彼の存在感あふれる演技を目にすることができるでしょう。彼の今後の活躍に期待しましょう。

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