高岡完治

高岡完治

高岡完治（たかおか かんじ、1940年1月19日 - 2008年12月30日）は、日本を支えた人事官僚です。そのキャリアを通じて、日本学術会議事務局長、総理府次長、国立公文書館長といった要職を歴任しました。

生涯

滋賀県に生まれた高岡は、立命館大学法学部を卒業。在学中に国家公務員上級甲種試験（法律）に合格し、1962年に人事院事務総局に入局しました。ここから彼の官僚としてのキャリアがスタートします。

キャリアの軌跡

高岡は、沖縄開発庁沖縄総合事務局総務部人事課長、総理府総務長官秘書官（事務担当）、総理府内閣総理大臣官房管理室参事官など、様々な役職を経験しました。

1984年7月1日：総務庁青少年対策本部参事官に就任。
1986年7月：総務庁恩給局総務課長に就任。
1989年：総理府公害等調整委員会事務局次長に就任。
1990年7月：総理府公害等調整委員会事務局長に就任。
1991年6月：総理府内閣総理大臣官房審議官に就任。
1993年6月：日本学術会議事務局長に就任。
* 1995年1月10日：総理府次長に就任。

1996年7月5日に退官。その後、1998年7月から2001年まで国立公文書館長を務めました。退官後も公文書館長として、日本の歴史と文化を未来に伝える役割を担いました。

2008年12月30日午前、脳挫傷のため東京都八王子市の自宅で死去しました。

高岡完治は、日本の行政を支え、様々な分野で貢献した官僚として、その功績は語り継がれるでしょう。

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