高崎裕子

高崎裕子

高崎裕子（たかさき ゆうこ、1948年11月6日 - ）は、日本の政治家、弁護士であり、フェミニストとしても知られています。参議院議員（北海道選挙区選出）を1期務めました。弁護士としては札幌弁護士会に所属し、「高崎ゆう子」のペンネームで著述活動も行っています。

人物

新潟県で生まれ、北海道札幌旭丘高等学校を卒業後、1971年に北海道大学法学部を卒業しました。1976年に27歳で司法試験に合格し、司法修習31期を経て1979年に弁護士登録。北海道合同弁護士事務所勤務後、たかさき法律事務所を開設しました。

弁護士業の傍ら、労働法制改悪に反対する懇談会の世話人や、泊・幌延直接請求の会の代表委員などを務め、社会運動にも積極的に参加しました。1989年には日本共産党から参議院議員選挙に北海道選挙区から出馬し、初当選を果たしました。

参議院議員としては、日本共産党生活福祉委員会委員長や札幌弁護士会女権委員会副委員長などを歴任。参議院内では、文教委員、産業・資源エネルギー調査会理事、決算委員会理事、運輸委員などを務めました。幅広い分野で政策立案や審議に貢献しました。

また、TBSのクイズ番組「クイズダービー」にも出演し、「野党の委員長と1年生議員大会」で当時の委員長であった不破哲三氏と共に見事10万点を獲得し、話題となりました。

1995年の第17回参議院議員通常選挙では落選しましたが、現在は弁護士業と講演活動を精力的に行っています。弁護士としての専門知識や政治家としての経験を活かし、講演などを通じて社会に貢献しています。

家族

夫も弁護士であり、札幌弁護士会元会長を務めた高崎暢氏です。

著書

『春よこい』（ポプラ書房、1989年）
『ゆう子 春みぃーつけた』（ルック、1995年）
他多数

外部リンク

たかさき法律事務所・弁護士紹介

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