高木佳保里

髙木佳保里 (たかぎ かおり) のプロフィール

髙木佳保里（たかぎ かおり、旧姓：小田）は、1972年10月10日生まれの日本の政治家で、日本維新の会に所属する参議院議員（2期）です。彼女はまた、同党のダイバーシティ推進局局長も務めています。髙木は南区選挙区から堺市議会議員として2期にわたって活動し、父親は和歌山大学元学長の小田章です。

生い立ちと学歴

髙木は大阪府堺市の泉北ニュータウンで生まれ、小学校から高校まで地元の教育機関に通いました。大阪府立三国丘高等学校を卒業後、京都女子大学の家政学部を修了し、その後三菱信託銀行に就職しました。

政治キャリアの始まり

2011年に自由民主党から堺市議会議員選挙に出馬し、初当選を果たしました。その後、2015年に再選されたものの、2016年には政治理念の相違から自民党を離党しました。その後、維新の会主導の大阪都構想に反対していた立場を転換し、おおさか維新の会から参議院選挙に出馬する意向を示しました。これにより、堺市議を辞職し、選挙戦に臨むこととなりました。

当選した2016年の参院選では669,719票を獲得し、得票数最下位でありながら議席を得ました。2022年の参議院選挙でも再選され、さらに影響力を増しています。

政策と主張

髙木は憲法に関する問題に積極的に取り組んでおり、憲法改正、特に9条の改正や緊急事態条項の設置について賛成の立場を示しています。また、外交や安全保障問題についても積極的で、敵基地攻撃能力を持つことや、防衛費の増額を支持しています。

ジェンダー問題においては、選択的夫婦別姓制度や同性婚を認める法改正に賛成し、クオータ制の導入には反対の立場を取っています。また、アベノミクスに対しては評価しつつも修正が必要だと考えています。

私生活と個人の信念

髙木は家庭を持ち、夫と二人の娘と一緒に生活しています。彼女は高校時代に西ドイツでの転校経験があり、在学中は京都まで通学するために多くの時間を費やしていました。国家資格を持つキャリアコンサルタントとしても活躍し、「声なき声に寄り添うこと」を信念としております。

旧統一教会との関わり

2022年4月に旧統一教会関連団体の記念式典に参加したことが報じられました。髙木は、このイベントが女性支援のための国連NGOとして認識しているために参加したと説明しています。

文化への貢献

最近では、映画「劇場版 センキョナンデス」にも出演し、政界だけでなく文化的活動にも関心を示しています。彼女の公私にわたる活動は、政治や社会の枠を超えて多くの人々に影響を与えています。

髙木佳保里は、自身の信念を持ち続けながら、より良い日本を目指して政治活動に取り組んでおり、多くの支持を受けています。

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