高松カントリー倶楽部

高松カントリー倶楽部の概要

高松カントリー倶楽部は、香川県坂出市に位置する歴史あるゴルフ場で、四国で最初の本格的な18ホールコースとして知られています。その設立は1950年代にさかのぼり、当時四国にはゴルフ場が一つも存在しない状況で、多くのゴルファーが対岸の岡山県にあるゴルフクラブに通っていました。そのため、高松のゴルフ愛好家たちは、自分たちの場所にコースを持ちたいと願い、長い努力の末、1953年に高松カントリー倶楽部の設立が実現しました。

歴史的背景

四国で初めてのゴルフ場を目指した高松ゴルフ同好会は、土地を探し続け遂に坂出の城山台地に適地を見つけました。ここは462メートルの標高を有し、十分な広さも備えていたため、ゴルフコース建設に理想的な場所として評価されました。設計には著名なゴルフコース設計者、丸毛信勝が担当し、1954年にアウトコースの9ホールが開場に至りました。これに続き、1956年にはインコースが完成し、見事に18ホールのコースが整いました。

コースの特長

高松カントリー倶楽部のコースは山岳コースとして知られ、全長6,320ヤード、パー72の設定です。コースは厳選されたコウライ芝で覆われ、プレイヤーには多彩な戦略を要求します。特に、84のバンカーと池を含むホールがプレーを一層エキサイティングにしてくれます。また、練習場も充実しており、230ヤードの距離で8打席が用意されています。

クラブハウスと利便性

クラブハウスは2,566㎡の広さを誇り、デザインは大成建設によるもので、快適な空間が提供されています。さらに、休場日がなく、年中無休でゴルフを楽しむことができる点も魅力的です。アクセス面についても、最寄りの坂出駅からはタクシーで約20分という便利な立地にあります。

経営の変遷

クラブは2014年にリゾートソリューション株式会社に運営が移行、その後2016年にはリソルホールディングスに改名されました。さらに2018年には、韓国の清光グループが所有し、現在もその運営が続いています。姉妹コースとして栃木県のゴルフクラブゴールデンウッドがあり、地域を超えたネットワークを形成しています。

まとめ

高松カントリー倶楽部は、四国初の18ホールのゴルフ場として、多くのゴルファーに愛され続けています。自然豊かな環境の中で、優れたプレーを提供するこの場所は、ただのゴルフ場ではなく、ゴルフファンにとっての聖地でもあると言えるでしょう。今後も多くの人々にゴルフの魅力を伝え、楽しんでもらえる場であり続けることが期待されます。

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