高松市立山田中学校

高松市立山田中学校の概要

高松市立山田中学校（たかまつしりつ やまだちゅうがっこう）は、香川県高松市川島東町に位置する市立の中学校です。当校は高松市の南東部に位置した郊外地域にあり、地域の教育機関として中学生たちの成長を見守っています。

歴史的背景

この学校の設立は1957年（昭和32年）に遡ります。当初は、山田町立川島中学校、町立十河中学校、町立東植田中学校、町立植田中学校の4つの中学校が統合される形で開校しました。この4校は1955年（昭和30年）に行われた山田町の新設合併の際に設立された旧町村立中学校であり、地域の中学生に一貫した教育を提供するための方策として統合が実現されたのです。

1966年（昭和41年）には、山田町が高松市に合併されたことに伴い、校名が「高松市立山田中学校」に変更されました。

年表

• - 1957年（昭和32年）4月1日：山田町立山田中学校として開校
• - 1966年（昭和41年）7月1日：高松市立山田中学校に改称
• - 1971年（昭和46年）12月：プール完成
• - 2004年（平成16年）4月1日：高松市立小中学校全校にて3学期制を廃止し2学期制を導入

学校のデータ

2023年度のデータによると、山田中学校の生徒数はおよそ620人です。しかし、過去数年間の推移を見ると生徒数は減少傾向にあります。具体的には、1999年度に734人であった生徒数は、2023年度には620人にまで減少しており、各年度での変動も顕著です。

学校の教室などの施設も紹介しましょう。2010年5月1日時点では、普通教室が22教室、特別教室が17教室あり、校舎の面積は5152m²、体育館は804m²の広さを誇ります。学生たちが快適に学べる環境が整えられていると言えます。

服装規定と教育目標

山田中学校には制服があり、通年での着用が求められています。さらに、防寒着も規定されており、実際の気候に応じた適切な服装が推奨されています。教育目標については、「人間尊重の理念に徹し、主体的に徳・知・体の調和と伸長を図り、豊かな人間形成を自ら目指す生徒の育成」を掲げています。これに基づき、生徒たちには豊かな心を持ち、進路や自身の生き方を考える能力が求められています。

通学区域と関連施設

通学区域は高松市の川島地区、十河地区、西植田地区、東植田地区の全域に及びます。具体的には、川島本町、川島東町、十川東町、西植田町などが含まれています。進学前の小学校は、高松市立川島小学校、十河小学校、植田小学校、東植田小学校、菅沢分校となっています。

また、周辺には香川県道10号高松長尾大内線や公渕森林公園、フジグラン十川、マルナカ川島店など、多くの施設があります。アクセス手段としては、ことでんバスの「川西」バス停から徒歩で約12分の距離に位置しています。

隣接する中学校

周囲には高松市立協和中学校や龍雲中学校、塩江中学校、香川第一中学校、さらには三木町立三木中学校など、他の市立中学校もありつつ教育環境が整えられています。このように、生徒たちが多様な選択肢を持ち、成長していける地域にあります。

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