高松市立新番丁小学校

高松市立新番丁小学校

香川県高松市の中心市街地西部、錦町二丁目に位置する公立小学校です。少子化に伴う児童数の減少に対応し、高松市中心部の小中学校配置を適正化する目的で、2010年（平成22年）4月1日に開校しました。この学校は、それまで地域にあった高松市立二番丁小学校、高松市立四番丁小学校、高松市立日新小学校の三校が統合して誕生した新しい学校です。校舎は、統合校の一つであった旧二番丁小学校の跡地に設置されています。

概要と歴史

本校は、高松市教育委員会の推進する中心部小中学校の適正配置計画に基づき、複数の既存校を統合して設立されました。主な要因は、対象地域における児童数の減少です。2010年4月1日、正式に開校し、新たな歴史をスタートさせました。

通学区域

本校が受け持つ通学区域は、高松市の中心部において、比較的広範囲にわたります。地理的な境界は以下の通りです。

北: 瀬戸内海に面しています。
西: 摺鉢谷川を境界としますが、新北町の一部では香東川まで含みます。
南: 田町商店街や高松赤十字病院、香川大学の周辺地域まで広がります。
東: 高松中央商店街（内町より北側はフェリー通り）までを含みます。

この区域内には、多様な性格を持つ地域が混在しています。例えば、中央通り沿いのような都心機能が集積する商業・業務エリア、番町のような歴史ある閑静な住宅街、江戸時代からの町並みを一部残す扇町のような下町情緒漂う地域、さらに瀬戸内町や浜ノ町といった港町・漁師町としての特色を持つ地域などです。児童たちはこのような多様な環境の中で学び、育んでいます。

進学先中学校

本校の卒業生は、原則として高松市立紫雲中学校へ進学することになります。

交通アクセス

主な公共交通機関からのアクセスは以下の通りです。

JR予讃線・高徳線 高松駅より徒歩約12分。
ことでんバス 幸町バス停より徒歩約5分。

学校開校と同時の2010年4月には、旧日新小学校区からの通学利便性を向上させるため、地域を巡回する市民病院ループバスのルートが変更されました。

特記事項

地域に関連する特記事項として、高松市では小学校区ごとにゴミ収集スケジュールが定められている場合がありますが、新番丁小学校の開校に際して、旧三校のスケジュールは統一されませんでした。そのため、2020年現在でも、旧日新校区・旧二番丁校区のエリアと、旧四番丁校区のエリアでは、ゴミ収集の日程が異なっている状況です。これは、同時期に開校した高松市立高松第一小学校の場合、統合前の三校のゴミ収集スケジュールが元々同じであったため、このような問題は生じなかったこととは対照的です。

統合前の学校

本校の設立に至る統合前の学校は以下の通りです。

高松市立二番丁小学校
高松市立四番丁小学校
* 高松市立日新小学校

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