高松市立東部運動公園

高松市立東部運動公園について

高松市立東部運動公園は、香川県高松市高松町に位置する運動公園です。この公園は2008年から徐々に開園し、2014年5月1日に全面的にオープンしました。これにより香川県内で初めてのアーチェリー場をはじめ、高松市内で初めての遠的弓道場といった多彩なスポーツ施設が整備されました。

施設の概要

東部運動公園には、さまざまなスポーツやアクティビティを楽しむための設備が整っています。具体的には、以下の施設があります。

• - 弓道場: 伝統的な弓道を楽しむための専用施設です。
• - アーチェリー場: 専門的なアーチェリーが体験できる場所で、広い射程エリアがあります。
• - 多目的広場: クレイ舗装の広場で、さまざまな用途に利用可能です。
• - フットサル・ゲートボール場: ナイター設備が備わった人工芝のグラウンドです。
• - トリム広場: 子ども向けの遊具や健康器具が用意されたエリアです。
• - 野球広場: 軟式野球場が1面とソフトボール場が2面あり、こちらもナイター設備付きです。
• - スポーツ広場: ロングパイル人工芝を使用したサッカー・ラグビー場が整備されています。
• - 管理棟会議室: 各種イベントやミーティングに利用できるスペースです。
• - 駐車場: 普通車205台の駐車スペースに加え、大型車と身障者用の駐車スペースも用意されています。

開園時間と休園日

公園の開園時間は毎日9:00から21:00までですが、毎週火曜日（祝日の場合は翌平日）と年末年始は休園となっています。

沿革

この公園の歴史は、1994年に公園整備事業が採択されたことに始まります。当初は、Jリーグ公式戦が開催可能な全天候型の陸上競技場やプロ野球の開催も視野に入れた計画が立てられましたが、1996年に市の財政状況が悪化し、造成と防災用調整池以外の施設の整備が凍結されることになりました。

その後、2004年には香川県公共事業再評価委員会が市民のニーズに応じた計画の見直しを提言。また、2006年のアンケートを踏まえて「市民が気軽に使える公園」というコンセプトに変更され、多目的グラウンドやウォーキングコースの整備へと方針が転換されました。結果として、総事業費は約154億円に圧縮されました。

2008年には多目的広場やフットサル場、トリム広場がオープンし、2010年には野球広場、2012年にはスポーツ広場がそれぞれ開設されました。そして2014年にアーチェリー場と弓道場が完成し、全施設が揃いました。

アクセス

高松市立東部運動公園は香川県道272号高松志度線沿いにあります。JR四国の高徳線屋島駅から車で約10分、高松自動車道の高松東ICまたはさぬき三木ICからは約15分でアクセス可能です。

このように高松市立東部運動公園は、広範なスポーツ施設や緑豊かな環境を整え、地域のスポーツ振興に寄与する重要な施設となっています。

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