高校野球奈良県大会中継

高校野球奈良県大会中継

奈良テレビ放送で毎年7月中旬から下旬に放送されている「高校野球奈良県大会中継」は、奈良県内の高校球児たちの熱い戦いを届ける夏の風物詩です。

概要

1973年の放送開始当初は、試合会場からの音声中継のみで、映像はスタジオの黒板でスコアを表示するという質素なものでした。視聴者からは「試合の様子も映してほしい」という要望が多数寄せられたそうです。当時のアナウンサーは、黎明期は経営判断と使命感から中継を開始したが、一年待ってから本格的に中継した方が良かったかもしれないと述懐しています。その後は、球場からの実況に加えて、活躍した選手を放送ブースに呼んで話を聞くなど、今では見られない光景もありました。

現在では、主にさとやくスタジアムで行われる試合を生中継しています。2010年からは放送体制が変更され、地上波放送では開会式と3回戦から決勝戦までを放送し、1回戦と2回戦はワンセグ2サービス「ならセグ」での放送となりました。2011年度は近鉄ケーブルネットワークの「KCNファミリーチャンネル」でも放送されました。2016年度に「ならセグ」が廃止されたため、1回戦と2回戦はKCNファミリーチャンネルのみでの放送となっています。2回戦まではCMの放送、解説者、選手のテロップは表示されません。2009年までは開会式から決勝戦までの全日程が地上波で生中継されていました。

試合のハイライトは、試合当日の夜に放送される高校野球ハイライト番組『ドラマティックナイン』で放送されます。

実況

数多くのアナウンサーがシフト勤務で実況を担当しています。

寺西裕一
三宅きみひと
北本誠
大野明浩
梶西達
高野勝正
長田和彦
大前一樹
堀江良信

など

応援席レポーター

応援席からのスタンドレポートは、奈良テレビの契約女性アナウンサーのほか、大会直前にオーディションで選ばれた奈良県内の高校放送部女子部員が担当していました。2012年度は4人、2013年度は6人の高校放送部員が担当しましたが、2014年度で終了しました。

テーマ曲

開会式・閉会式では、長年TUBEの「Stand Up 熱き仲間達」が使用されています。

関連情報

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