高橋昂也

高橋昂也 （たかはしこうや）

基本情報

• - 生年月日: 1998年9月27日
• - 出身地: 埼玉県久喜市
• - ポジション: 投手（左投左打）
• - 所属チーム: 広島東洋カープ
• - 親戚: 中日ドラゴンズ投手の近藤廉（はとこ）

経歴

プロ入り前

高橋昂也選手は、小学校3年次から野球を始めました。中学校では久喜シニアに所属し、3年生の春には関東大会での出場経験を果たしています。彼は花咲徳栄高等学校に進学し、早くも1年生の秋からベンチ入りを果たしました。2年生以降は2年連続で全国高等学校野球選手権本大会に出場しました。特に2年時の秋季埼玉県大会では、早稲田本庄高校との試合で19奪三振を記録し、3年生の夏の選手権埼玉大会でも52奪三振を挙げるなど、非常に優秀な成績を収めました。

また、彼は高校野球での活躍が評価され、第11回BFA U-18アジア選手権大会の日本代表にも選ばれ、韓国代表とのセミファイナルラウンドでは8回まで好投し、9奪三振を達成。これによりチームの決勝進出にも貢献しました。2016年のNPBドラフトでは、広島東洋カープから2巡目指名を受け、6000万円の契約金で入団しました。

広島時代

入団後の2017年は、ウエスタン・リーグで7試合に登板し、2勝0敗という素晴らしい成績を記録。1軍には上がることはありませんでしたが、ファーム日本選手権では先発として貢献し、優秀選手賞を受賞しました。

2018年には、春季キャンプから1軍に帯同し、多くのオープン戦で無失点の内容を残しました。そして、4月4日には1軍公式戦デビューを果たし、続く試合でも良好な投球を披露。初勝利は6月28日の読売ジャイアンツ戦で記録しました。2021年には、久しぶりに一軍登板し、ここでも勝利を挙げ、着実に成長を続けています。

助走から現在まで

2020年には肘の手術を受け、リハビリに取り組んだ後、2021年には復帰を果たしました。2022年、2023年には一軍登板経験はありませんでしたが、秋季キャンプには参加しています。彼は現在もプロ野球選手として、さらなる成長を目指して努力を続けています。

選手としての特徴

高橋選手は、左の本格派投手であり、直球、カットボール、縦スライダー、横スライダー、フォーク、カーブを駆使して投球します。彼の最速は152km/hに達していますが、肘の故障により現在は140km/h台中盤での投球が主体となっています。それでも、スライダーとカットボールの制球力が向上し、より多彩な投球が可能になっています。

初記録

• - 初登板: 2018年4月4日、対東京ヤクルトスワローズ戦
• - 初勝利: 2018年6月28日、対読売ジャイアンツ戦

背番号

彼は、プロ入り以来背番号34を付けています。

今後の展望

高橋昂也選手は、ひたむきさと努力を持って成長を続けている若手投手です。プロ野球という舞台での更なる活躍が期待されており、ファンとしても彼の今後の展開に目が離せません。

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