高橋駿 (野球)

高橋 駿（たかはし しゅん）

高橋駿は、1997年9月15日生まれで、静岡県静岡市葵区出身のプロ野球選手です。ポジションは内野手で、右投右打のスタイルを持っています。彼は現在、くふうハヤテベンチャーズ静岡に所属しています。

経歴

高橋の野球の道は、父親の影響により小学1年生のときに始まりました。ソフトボールを始め、井宮ドジャースで6年間プレーを続け、毎年4番打者として活躍しました。特に6年生の時にはチームが県大会で優勝し、その年の印象を深めました。

続いて、静岡市立籠上中学校では軟式野球部に加入しましたが、小学校時代のような活躍はできず、「苦しい時期」と振り返る時期でもありました。この経験を経て、中学の顧問の勧めにより、静岡県立静岡西高等学校に進学します。高校では野球部に入部し、監督の助言で投手に転向。エースとしてチームを引っ張るも、公式戦での勝利は2回という厳しい状況を味わいました。にもかかわらず、漫画『MAJOR』の影響を受け、自身がチームを強くするという挑戦を楽しみ、戦力を上げることを目指しました。

高校3年生の夏に初戦敗退となるも、彼は大学でも続けてプレーする意欲を失わず、野球部の練習に取り組みました。岐阜県の岐阜聖徳学園大学に進学し、1年生から監督の注目を浴び、早々に一塁手としてレギュラーの座を獲得。在学中の2年春と3年春にはベストナインにも選ばれるなど、着実にその実力を証明しました。4年生ではキャプテンとしてチームを牽引し、大学卒業後はクラブチームの山岸ロジスターズで2年間プレーしました。

2022年3月、アジアンブリーズの活動に参加した後、ベースボール・チャレンジ・リーグの茨城アストロプラネッツに加入します。5月29日にはアメリカのサマーリーグであるインターナショナルリーグに参加するため、一度チームを離れますが、レッドモンド・デューズに入団後、リーグトップの本塁打と打点を記録します。その後、8月に茨城アストロプラネッツに再入団し、月間MVPを受賞する等、素晴らしい成果を上げました。

2023シーズンには九州アジアリーグの北九州下関フェニックスに入団し、主にDHポジションで起用されます。シーズン終了後には、みやざきフェニックス・リーグにおいても選抜選手として活躍。横浜DeNAベイスターズとの試合では、4打数4安打（うち二塁打が2本）、8打点を記録しました。

2024年シーズン

2023年12月7日に、2024シーズンから新たにウエスタン・リーグに参加するくふうハヤテベンチャーズ静岡に入団することが発表されました。彼の背番号は24です。2024年の1月時点ではNPB未経験者の中で最年長選手としてチームの初代主将に就任。シーズン中は一塁手として42試合に出場し、78試合で打率.201、1本塁打、6打点という成績を残しました。

その他の情報

高橋は独立リーグでも数々の成果を収めており、今後の活躍が期待されています。彼の誇るべき数々の成果は、彼の才能と努力が結集した結晶と言えるでしょう。

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