高沢 順子
基本情報
- - 名前: 高沢 順子(たかざわ じゅんこ)
- - 生年月日: 1955年1月30日
- - 出身地: 新潟県新発田市
- - 身長: 165cm
- - 所属事務所: プランニングメイ
- - 元夫: 俳優の吉田次昭
高沢順子は
新潟県新発田市から出てきた日本の女優で、彼女の活躍の場は映画やテレビドラマに広がっています。彼女のキャリアは1970年代に始まり、多くの視聴者に親しまれてきました。
来歴
高沢は兄と弟がいる家庭で育ち、実家は建築業を営んでいました。初等教育を新発田市立加治小学校で受け、中学校は本丸中学校を卒業しましたが、県立西新発田高等学校に進学したものの、家族の経済的事情により中退を余儀なくされました。
中学生の頃には陸上部にスカウトされ、県大会に出たほどの運動神経を持っていました。しかし、高校1年生の時に父が経営する会社が倒産した影響で、上京を決意。プロダクションに所属し、モデル業を始めます。
一時、
銀座の高級クラブである「徳大寺」でも過ごした経験があり、同じマンションには後の女優である
風吹ジュンや田島晴美も住んでいました。当時の高沢は若さゆえの魅力を持ちつつも、周囲からは守られていたといいます。
映画とテレビドラマへの進出
高沢の名が広がり始めたのは、
1973年に放映されたホーローバスのCM『お魚になったワ・タ・シ』でした。同年にはドラマ『新・同棲時代-愛のくらし-』にも出演し、週刊誌ではヌードを披露し話題を呼びました。
その後も彼女は様々なテレビドラマや映画に出演しました。『それぞれの秋』、『前略おふくろ様第2シリーズ』などでの活躍があり、特に彼女は妖艶な役柄を演じることが多かったです。
1975年には映画『
本陣殺人事件』、
1977年には『人間の証明』にも出演し、多くのファンを魅了しました。
1979年には、藤田敏八監督による映画『もっとしなやかに もっとしたたかに』に出演し、その演技は高く評価されました。彼女の映画活動は『極道追踪』が最後となり、その後の
2000年代は活動が確認されていませんが、
2010年には彼女の過去の作品を再編集したDVDも発表されました。
主な出演作品
映画
テレビドラマ
その他の活動
高沢はモデルとしての活動に加え、シングルやアルバムのリリースも行い、
1991年には写真集を出版しました。彼女のキャリアは多岐にわたり、様々なジャンルでの表現を楽しませてくれました。
現在、高沢順子は活動を止めているようですが、彼女の作品は今でも多くの人々に愛され続けています。特に「同棲時代」などの作品は、日本の昭和を代表する映像作品として記憶されるでしょう。