高瀬川

高瀬川（たかせがわ）とは

青森県南東部を流れる一級河川で、太平洋へと注ぐ高瀬川水系の本流です。一般的に「高瀬川」と呼ばれるのは、小川原湖から河口までの約7kmの区間に限られ、小川原湖より上流は「七戸川（しちのへがわ）」や「和田川（わだがわ）」として知られています。高瀬川の名称は、小川原湖の水が海に流れ込む浅い水路に由来すると言われています。

地理

高瀬川の源流は、青森県上北郡七戸町の西部に位置する奥羽山脈の八幡岳（標高1,020m）南麓にあります。そこから七戸町の市街地を流れ、作田川、坪川などの支流を合わせながら、三本木原北部を潤し、小川原湖南西部に流入します。小川原湖の北東部から再び流れ出し、上北郡六ヶ所村と三沢市の境界を流れ、太平洋へと注ぎます。高瀬川水系の流域面積は866.9km²で、これには小川原湖の63.2km²が含まれています。下流部は低湿地となっており、小川原湖は汽水湖です。

流域の自治体

高瀬川の流域には、以下の自治体が含まれます。

青森県
上北郡七戸町
上北郡東北町
三沢市
上北郡六ヶ所村

支流

高瀬川には、多くの支流が流れ込んでいます。主な支流は以下の通りです。

鳥谷沢川
作田川（さくだがわ）
大作沢川
大林川
川去川
坪川（つぼがわ）
大坪川（天間ダム）
小坪川
中野川（なかのがわ）
市ノ渡川
倉岡川
栗ノ木沢川
二ツ森川
赤川
土場川
津花川
砂土路川
流川
姉沼川（あねぬまがわ）
古間木川
氷沢川
内沼川
前川
高瀬川放水路

河川施設

高瀬川には、以下の河川施設があります。

和田ダム

並行する交通

高瀬川に並行する道路としては、以下のものがあります。

国道394号

外部リンク

国土交通省 東北地方整備局 高瀬川河川事務所

関連項目

* 日本の川一覧

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