高田ぽる子

高田ぽる子について

高田ぽる子（たかだ ぽるこ）は、1999年1月26日生まれの日本の女性お笑い芸人です。彼女はマセキ芸能社に所属し、東京演芸協会の会員でもあります。北海道の野付郡別海町出身で、高校を卒業後には札幌にある専門学校で学びました。

来歴

高田は、北海道別海高等学校を卒業後、札幌放送芸術&ミュージック・ダンス専門学校に進学し、舞台女優を目指していました。彼女は自分の容姿やトーク力を磨くためにメイド喫茶で経験を積む一方、学校での学びに専念していました。そんな中、学校で開催されるお笑いオーディションの情報を聞き、思い切って参加。その際に、ユニークな自己紹介をフリップを使って行い、印象を残した結果、彼女のマネージャーに「君は芸人でもいいよ」と言われ、芸人としての道を選ぶことになりました。専門学校在学中は、畑中しんじろうに指導を受けるなど、基礎をしっかりと築きました。

2019年に上京し、芸人としての第一歩を踏み出しました。初めはフリーとして活動し、2020年1月26日には2年目にして初の単独ライブを開催しました。その後、2020年9月にマセキ芸能社にユースとして所属し、わずか半年で本所属に昇格しました。彼女の才能はすぐに注目され、2020年のR-1ぐらんぷりでは準々決勝に進出。2021年には芸歴2年目で、大会史上最年少の22歳で決勝進出を果たしました。

人物

高田ぽる子の身長は152cmで、血液型はA型です。彼女は6人兄弟の中で2番目として育ち、実家は酪農業を営んでいました。好物はパスタで、特技には習字やリコーダー、卓球、水泳などがあります。特筆すべきは、リコーダーを使ったネタを取り入れている点で、彼女は小学4年生からリコーダーを学び、全国大会にも出場するほどの腕前です。

芸風は、「うた紙芝居」とも言われ、歌を歌いながらフリップ芸を駆使しています。自ら小学生キャラを演じ、眼鏡をかけた幼い見た目で観客を楽しませるスタイルが特徴です。彼女は特技であるリコーダーもネタに取り入れ、時には即興で作曲した歌詞でネタを披露することもあります。高田はNHK Eテレの子供番組からの影響を強く受けており、そこからアイデアを得ることが多いと語っています。

R-1グランプリで彼女が披露した「おじいちゃんの乳首」というネタは、学生時代の友人との掛け合いから生まれたもので、良い思い出をもとにしたネタでした。芸人仲間からのアドバイスや家族の後押しもあり、そのネタで大会に臨むことを決意しました。

賞レース戦歴

高田は、THE WやR-1グランプリ、キングオブコントなどの数々の相撲大会で成果を上げています。R-1グランプリでは2021年に決勝に進出し、第4位を獲得。その後も2023年には準々決勝に進出するなど、着実に実力を発揮しています。

出演

テレビでは、様々な番組に出演しており、特にR-1グランプリの決勝戦や、千鳥のクセがスゴいネタGPなどでそのスタイルを発揮。不定期にラジオや舞台でも活躍しており、多彩な場面でのアプローチが注目を集めています。

高田ぽる子は、まだ若手ながらもその存在感と独自の芸風で、今後さらなる飛躍が期待されています。

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