高知こどもの図書館

高知こどもの図書館について

高知こどもの図書館は、1999年12月に日本初のNPO法人として設立された、子ども向けの専門図書館です。この図書館は、高知県が提供した元県立消費生活センターの1階と2階のスペースを利用して運営されています。運営は「認定特定非営利活動法人高知こどもの図書館」が行っており、地域の子どもたちに向けた本を中心に取り扱っています。

この図書館の設立にあたっては、高知県の支援があり、運営資金は主に利用者からの会費、事業収入、そして寄付金からまかなわれています。このように、自立した運営を行うことで、地域の子どもたちが自由に本を手に取る環境を整えているのです。

移転と新たな開館

高知こどもの図書館は、2019年11月から移転作業に入るにあたり一時閉館していましたが、2020年4月3日に高知県立公文書館の1階に移転し、再びサービスを開始しました。新たな場所でも、子どもたちがアクセスしやすい環境と本の多彩なコレクションが保たれています。

利用方法とサービス

図書館は誰でも入館できるオープンなスペースとなっており、快適に閲覧することができます。ただし、館外に本を借りるためには、利用者登録が必要です。登録を行えば、子ども向けの本を借りることができます。図書館では、最大で10冊までの図書を貸し出しており、高知市内に住む人は14日間、市外在住の人には1か月の貸出が可能となっています。

本の返却は、図書館のカウンターを通じて行うことができますが、便利なことに、入口前に設置されたポストを利用すれば返却が簡単にできるため、多くの利用者にとって便利なシステムとなっています。

開館時間と休館日

また、開館時間は金曜日から月曜日の10時00分から17時00分までです。特に月曜日が祝日であっても開館しているため、週末に家族で訪れる良い機会となっています。一方、閉館日は火曜日から木曜日、そして年末年始や館内整理を行う期間となっているため、利用の際にはチェックが必要です。

高知こどもの図書館は、子どもたちに読書の楽しさを広げるための貴重な場であり、地域の文化発展にも寄与しています。図書館の公式ウェブサイトやSNSを通じて、最新情報やイベントの案内を行っているので、ぜひ訪れてみてください。

もう一度検索