高知県民体育館

高知県立県民体育館

高知県立県民体育館は、高知県高知市にある体育館で、1973年（昭和48年）に開設されました。この施設は、地域住民向けのスポーツイベントや文化活動に利用されており、市民にとって重要な役割を担っています。

特に注目すべきイベントの一つとして、1980年6月1日に行われたプロボクシングの試合があります。この試合では、当時の世界ボクシング協会ジュニアフライ級のチャンピオン、具志堅用高選手がマルチン・バルガス選手（チリ）との対戦を行い、見事に第8ラウンドでKO勝ちを収めたことで、彼の王座防衛が成功しました。この試合は、体育館の歴史の中でも特に記憶に残る瞬間の一つとされています。

また、2006年より香川ファイブアローズの一部試合もここで行われており、地域のスポーツ活動が活発化しています。このことにより、体育館は地元愛好者にとって親しみのある場所となり、交流や地域活性化の場としても機能しています。

毎年、高知市の成人式もこの体育館で開催されており、新成人たちにとって特別な思い出の舞台となっています。このイベントは、地元の人々が集まり、成人を祝う大切な機会として広く認知されています。

施設の詳細

主競技場

主競技場の座席数は4644席で、1階には3072脚（移動可能な席）、2階には1572席（固定席）が配されています。競技場の面積は1945.30㎡（39.7m×49.0m）で、設備の一部としてステージが設置されており、さまざまなパフォーマンスや式典にも対応できるようになっています。

プール

また、日本水泳連盟公認のプールも完備されており、水泳競技や関連イベントの開催も可能です。

開催された主なイベント

highlights of the体育館の歴史には、以下のような主な競技会やイベントがあります。
1. 高松ファイブアローズ（現：香川）ホームゲーム: 2006－07シーズンから3シーズンにわたって開催され、地域のバスケットボールファンにも親しまれました。
2. 全国女子選抜フットサル大会: フットサルの普及と競技レベルの向上に寄与する重要な大会として位置づけられています。
3. 全国中学校卓球大会: 2023年8月23日から25日には全国中学校卓球大会が実施され、多くの選手が参加して技を競い合う場ともなりました。

高知県立県民体育館は、スポーツや文化の様々なイベントが繰り広げられる施設として、地域住民に愛され、多くの交流を生み出しています。公式サイト等で最新情報を確認し、ぜひ訪れてみてください。

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