高砂市民プール

高砂市民プールについて

高砂市民プールは、兵庫県高砂市に位置する公共のプールで、地域住民に広く親しまれていました。このプールは、高砂市が進める「市公共施設全体最適化計画」に基づき、2023年度に廃止される予定でしたが、最終的には2025年度の8月31日まで利用できることとなりました。

施設概要

高砂市民プールの敷地面積は約8300平方メートルで、さまざまなプール施設が設けられていました。主な施設には、50メートルの公認プールをはじめ、家族向けのファミリープールや幼児専用のプールがありました。夜間でも楽しめるナイター設備が整っており、特に幼児専用のプールは平日のみ運営されていました。

スライダーも充実しており、スラロームスライダーやストレートスライダー、幅広スライダー、さらにはアニマルスライダーなど、多様な体験を提供しました。

また、プールサイドには休憩ゾーンが設けられており、日除けの屋根とベンチがあったため、軽食をとることも可能でした。施設内には更衣室やシャワーブース、トイレも完備されており、利用者が快適に過ごせる環境が整っていました。救護室にはベッドが2台設置されており、緊急時の応急処置も対応可能でした。さらに売店では、パンやジュース、アイスクリームのほか、水着やゴーグル、水中オムツ、浮き輪などの販売も行っていました。度付きゴーグルやドライヤーの無料レンタルサービスもあり、訪れる人々にとって親切な配慮が見られました。

入場料と特典

高砂市民プールの入場料は、一般（高校生以上）が500円、小人（中学生以下）が200円と非常にリーズナブルでした。また、回数券もあり、11枚綴りで一般は5000円、小人は2000円で提供されていました。さらに、年中利用できるフリーパスもあり、一般が5000円、小人が2000円という価格でした。

団体利用に関しては、20名以上のグループには特別料金が適用され、一般が450円、中学生以下は180円で利用できました。

所在地

高砂市民プールの所在地は、〒676-0023 兵庫県高砂市高砂町松波町440番地3丁目です。地域のコミュニティにとって重要な存在であったこのプールは、閉場によって多くの地元住民に寂しさをもたらしました。

まとめ

高砂市民プールは、楽しい夏の思い出をつくるための場として多くの人々に愛されていました。多彩な施設とリーズナブルな料金設定により、家族連れや子供たちにとって理想的な遊び場であったと言えるでしょう。今後は、その代替となる新たな施設の開設が期待されているかもしれません。

もう一度検索