髙橋大樹

髙橋 大樹のプレースタイルとキャリア

髙橋 大樹（たかはし ひろき）は、1994年5月11日生まれで、大阪府藤井寺市出身の元プロ野球選手です。ポジションは外野手で、右投右打のスタイルを持っていました。彼はそのルックスから、お笑いタレントの「ほんこん」と呼ばれることもあります。

経歴の始まり

髙橋は小学校3年生のときに捕手として野球を始め、その後の中学校時代にはAA世界野球選手権大会にも出場するほどの実力を発揮しました。中学を卒業後は龍谷大平安高等学校に進学し、1年生の秋からは公式戦に出場。2年生の夏には、京都府予選での活躍が光り、3本のホームランを放ち優勝に貢献しました。

高校での彼の成績は優れており、特に外野手として出場した第93回全国高等学校野球選手権大会では初戦で本塁打を記録するなどの実績を残しました。その後も全国大会で好成績を収め、高校通算で43本のホームランを打つ記録を残しています。

2012年のプロ野球ドラフトで広島東洋カープに1位指名され、契約金7500万円、年俸700万円で入団を果たしました。

広島での活躍

入団後の2013年には、ウエスタン・リーグで61試合に出場し、成長を続けました。2014年には初めて一軍昇格を果たし、プロの舞台でのキャリアをスタート。2018年には、衣笠祥雄の死去を受けた試合でスタメン出場し公式戦初安打を記録しました。

特に2019年には、初めて1番打者として起用され、プロ初ホームランを放つなど、活躍が目立ちました。シーズンを通じては27試合に出場し、自己最多の出場試合数を記録しました。

引退とその後

しかし、2021年11月3日に戦力外通告を受け、広島を退団することに。その後はトライアウトを受けるも、新たなチャンスは得られず、選手としてのキャリアを終える決断をしました。引退後は大阪市内の一般企業に就職し、新たな生活をスタートさせています。

髙橋の特徴と人間性

彼の選手としての特徴には、50m走での俊足と、遠投100mを超える驚異の肩力があります。小学校6年時に熱中したテニスの影響で、右手の押し込みを意識した打撃ができるようになったと語っています。また、藤浪晋太郎とは中学時代からの親交があり、野球を通じて培った大切な関係です。

髙橋大樹は多くのファンに愛された選手であり、彼のプロ野球人生は多くの物語を語っています。

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