髙畑志帆

髙畑 志帆（こうはた しほ）

髙畑志帆は1989年11月12日生まれで、広島県広島市出身の元女子サッカー選手であり、現在はサッカー指導者として活動しています。選手時代はディフェンダーとして活躍し、その卓越した技術と判断力でチームの守備を支えました。

来歴

彼女は藤枝順心高校を経て、2008年に早稲田大学に進学しました。大学時代、髙畑は全日本大学女子サッカー選手権大会で連覇を達成し、その後、2009年と2011年のユニバーシアードにも出場し、いずれも銀メダルを獲得しました。

2012年には浦和レッズレディースに入団し、初年度からセンターバックとして16試合に出場。彼女はその年に新人賞を受賞し、才能を即座に証明しました。2014年には日本女子代表（なでしこジャパン）に初めて招集され、同年にはなでしこリーグのベストイレブンにも選出され、さらなる名声を得ました。

髙畑は2017年4月23日に日テレ・ベレーザ戦でなでしこリーグ通算100試合出場を達成。その後も活躍を続け、2018年シーズンの終了をもって浦和レッズレディースを退団し、2019年にはASハリマアルビオンに移籍しました。2020年には大和シルフィード戦でなでしこリーグ通算150試合出場を達成し、選手としてのキャリアを全うしました。

2020年を以て現役引退を決意し、その翌年からはサンフレッチェ広島レジーナでコーチとしての道を歩み始めました。指導者としての経験を積む中で、次世代の選手たちの育成に力を入れています。

個人成績

• - なでしこリーグ初出場: 2012年4月15日 ASエルフェン狭山戦（NACK5スタジアム大宮）
• - なでしこリーグ初得点: 2012年10月7日 アルビレックス新潟レディース戦（さいたま市駒場スタジアム）

タイトル

所属チーム

• - 藤枝順心高校

- 全日本高等学校女子サッカー選手権大会: 1回（2006年）

• - 早稲田大学

- 全日本大学女子サッカー選手権大会: 2回（2009年、2010年）

• - 浦和レッズレディース

- 日本女子サッカーリーグ: 1回（2014年）

個人

• - なでしこリーグベストイレブン: 1回（2014年）
• - なでしこリーグ新人賞: 1回（2012年）

代表歴

• - 日本女子代表初出場: 2014年5月18日 ヨルダン戦（2014 AFC女子アジアカップ、ベトナム・ビンズオン）
• - 選出歴等:

- ユニバーシアード日本女子代表（2009年、2011年）
- 日本女子代表（2014年、2015年）

指導歴

髙畑志帆は2021年よりサンフレッチェ広島レジーナでコーチとしてのキャリアをスタートし、選手たちの成長を支えています。選手時代の経験と知識を活かし、指導者としての役割を果たしています。

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