Dir en greyのPV集『鬼門』は、
2002年3月30日にVHSとDVDでリリースされました。
この作品は、主にアルバム『
MACABRE』と『
鬼葬』に収録された楽曲のプロモーションビデオを中心に構成されています。Dir en greyの
音楽世界を視覚的に表現した映像作品集と言えるでしょう。
収録されているPVは以下の通りです。
脈
デビュー当初を彷彿とさせるビジュアルスタイルで撮影されたPVです。この楽曲以降、Dir en greyのビジュアルはよりソフトな方向へと変化していくため、この衣装での撮影は貴重なものとなりました。初期のDir en greyの魅力を堪能できる映像と言えるでしょう。
【KR】cube
ゲイバーに通う男性が殺し屋に射殺されるという、ドラマ仕立てのPVです。京がゲイバーに通う男を、Dieが殺し屋を演じており、他のメンバーもカメオ出演しています。Dir en greyの楽曲が持つ退廃的な世界観を、映像で表現した作品です。
太陽の碧
ジャケットに登場する女性が登場し、幻想的な雰囲気を醸し出すPVです。楽曲の持つ神秘的なイメージを、映像で巧みに表現しています。
ain't afraid to die
楽曲の持つ力強さを、ストレートに表現したPVです。メンバーの演奏シーンを中心に構成されています。
FILTH
実際のファンをエキストラとして起用し、演奏シーンを撮影したPVです。ファンとの一体感を重視した、ライブ感溢れる映像となっています。
JESSICA
アニメーションを大胆に採用したPVです。メンバーの実写映像とアニメーションが融合し、楽曲の持つ幻想的な世界観を表現しています。メンバーの映像が立体と平面に変化するシーンは、視覚的なインパクトを与えます。
* embryo
楽曲の持つダークな世界観を表現したPVです。退廃的な映像美が、見るものを引き込みます。
映像特典として、PVのメイキング映像や、隠しトラックとして「脈 (8½ convert)」のPVが収録されています。メイキング映像では、PVの撮影風景やメンバーのインタビューを見ることができ、ファン必見の内容となっています。
『鬼門』は、Dir en greyの初期の
音楽性とビジュアルを堪能できる作品です。彼らの世界観に浸りたい方、初期のDir en greyのファンには特におすすめです。