魔法のじゅもん

魔法のじゅもん

『魔法のじゅもん』は、あらきかなおによる4コマ[[漫画]]作品で、芳文社の『まんがタイムきららMAX』にて2004年から2009年まで連載されました。

作品概要

魔法世界の日常に飽きた魔女のちづ子（ちーちゃん）は、人間界へ新たな刺激を求めてやってきます。しかし、そこで出会ったのは、唯我独尊を地で行くユリネでした。ちーちゃんはユリネに振り回されながらも、彼女に心惹かれていきます。さらに、ちーちゃんの幼馴染であるのぶ子（のんちゃん）も、ちーちゃんを追って人間界へ。3人を中心に、少しエッチで楽しい日々が繰り広げられます。

本作の魅力は、魔女でありながら悪魔的なユリネ、ユリネに夢中なちーちゃん、そして2人に振り回されるのんちゃんのコミカルな関係性です。彼女たちの日常は、読者に笑いとちょっぴりのドキドキを与えてくれます。

主な登場人物

野村ちづ子（ちーちゃん）:
魔法の国から人間界へやってきた魔女。13歳。人間界では魔女であることを隠しています。ちょっとむっちりとしたナイスバディの持ち主で、Hな妄想好き。ユリネにゾッコンで、彼女に褒められることが至上の喜び。魔法を使う場面は少なく、杖を鈍器にして暴力で解決することも。

田見屋ユリネ:
ちーちゃんのクラスメイトで、マジシャン志望の少女。性格は鬼畜でドSと称されるほど。ちーちゃんとのんちゃんを弄びますが、時折優しさを見せることも。下ネタ発言が多く、萌えや属性にも深いこだわりを持っています。怠惰な性格で、サボり癖があります。マジックで世界征服を企んでいますが、実力はイマイチ。

大沢のぶ子（のんちゃん）:
ちーちゃんの幼馴染兼ライバル。ちーちゃんを追って人間界へやってきた魔女。素直になれない子供っぽい性格。3人の中で一番幼い外見をしています。暴走しがちなちーちゃんとユリネを抑える役ですが、報われないことが多いです。魔法界では成績優秀でしたが、一般常識に疎い一面も。

ぽっぽ:
ちーちゃんが先生から貰った鳥型の使い魔。関西弁で喋るオス。人間の姿に変身できますが、変身後は裸の少年になるため、いつも警察に捕まります。妹属性のある双子が好き。

お馬さん:
ユリネがちーちゃんの彼氏として推薦した馬。ユリネの代わりに授業を受けることも。

ユリネの兄:
ちーちゃんを誘拐していた変態。ちーちゃんが魔女であることに喜び、妄想や欲望を口にする明るいド変態。マジックショーの衣装を作っています。

書誌情報

芳文社より「まんがタイムKRコミックス」として単行本が刊行されています。

第1巻（2006年2月11日発行） ISBN 4-8322-7560-7
第2巻（2007年9月発行） ISBN 978-4-8322-7652-9
* 第3巻（2009年7月1日発行） ISBN 978-4-8322-7826-4

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