魔装機神シリーズ

魔装機神シリーズ

『魔装機神シリーズ』は、ゲームフランチャイズ「スーパーロボット大戦」に登場するオリジナルのロボットアニメ作品です。このシリーズは、1991年にリリースされた『第2次スーパーロボット大戦』に初めて導入され、以来数々の人気キャラクターや魅力的なストーリー展開を生み出してきました。

概要

このシリーズは、多くのロボットアニメ作品が複雑に交錯する世界観を持ち、特に「DC戦争シリーズ」と連携した物語が展開されます。1994年に発売された『スーパーロボット大戦EX』では、魔装機神のキャラクターが主人公としてクローズアップされ、その後も1996年に『魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL』として独立した作品が登場します。

シリーズの中心キャラクターである「サイバスター」は、異世界ファンタジーの要素を取り入れつつ、豊かな設定と深いキャラクター描写でファンを魅了しています。『魔装機神』の名前は「魔装機」(魔を装う機体)と「神」を合わせて作られました。

作品の成り立ち （1991年〜1996年）

シリーズの成立は、1991年の『第2次スーパーロボット大戦』から始まりました。制作段階では、既存の版権作品と共にオリジナルのロボットも登場させる方針が採用され、その中から「魔装機神サイバスター」という作品が選ばれました。初期の構想では『聖戦士ダンバイン』を導入する意向もあったものの、その調整が難航したため「魔装機神サイバスター」が代わりに登場することとなったと言われています。

この時期、本作は『スーパーロボット大戦』シリーズで徐々に支持を集め、特に『スーパーロボット大戦EX』ではオカルト要素を取り入れたストーリーが構築され、地底世界「ラ・ギアス」の設定が加わりました。これにより、魔装機神たちの物語がより一層深化し、ファンからの評価を確立していきました。

提携解消とその後の展開 （1999年〜2001年）

1997年に『スーパーロボット大戦F』がリメイクされる際には、魔装機神シリーズの続編計画もあったものの、開発の遅れから中止となりました。その後、バンプレストは新たな魔装機神を独自に発表する一方で、ウィンキーソフトはオリジナル作品として新たなゲーム『聖霊機ライブレード』をリリース。それでも、魔装機神キャラクターは多くの新作に登場し続け、ユーザーの記憶に残る存在として位置づけられました。

OGシリーズと15年ぶりの続編 （2002年以降）

2002年には、オリジナルキャラクターのみで構成された「スーパーロボット大戦OGシリーズ」が始まり、魔装機神も新たな調整のもとで息を吹き返しました。2010年には、OGシリーズの一環として『スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL』がリメイクされ、続けて『魔装機神II REVELATION OF EVIL GOD』なども展開され、主人公たちの物語が再び語られることになりました。

作品一覧

• - スーパーロボット大戦外伝 魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL
• - スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL
• - スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神II REVELATION OF EVIL GOD
• - スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神III PRIDE OF JUSTICE
• - スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神F COFFIN OF THE END

結論

魔装機神シリーズは、スーパーロボット大戦のユニバースにおいて重要な位置を占める作品であり、そのキャラクターや物語はファンの心に深く根付いています。続々と新たな作品が登場する中で、これからの展開にも期待が寄せられることでしょう。

もう一度検索