魔豆奇伝パンダリアン

魔豆奇伝パンダリアン：平和な星をかけた、魔法と友情の冒険物語

2005年、ANIMAX、TOKYO MX、BSフジにて放送されたテレビアニメ『魔豆奇伝パンダリアン』。台湾の電視豆股份有限公司(TVbean)が原作となり、プラネットエンターテイメントが東京国際アニメフェアで発掘、フジクリエイティブコーポレーションも参加した日台共同制作という、国際色豊かな作品です。アニメーション制作は日本で実施され、制作期間中は台湾からもスタッフが参加するなど、国境を越えた熱意が注がれた作品と言えるでしょう。

ストーリー：ドーナツ型惑星を救え！

舞台は、ドーナツ型のユニークな惑星「カロン星」。パンダが進化した種族「パンダリアン」たちが平和に暮らしています。しかし、暗黒の魔王オーディが、欲望の豆と権力の杖を手に入れ、カロン星征服を企てます。

妖精界の王様パンオーは、娘ティムに救世主を探す使命を与え、カロン星へと向かわせますが、ティムは事故でカロン星のビーン島に墜落。そこで出会ったのが、主人公のパンダリアン少年トビーです。

トビーと仲間たちは、ティムを助け、伝説の7つの魔法の豆を巡り、オーディとその手下、ズッコケキンキラ兄弟と対決を繰り返します。友情、勇気、そして魔法の豆の力を合わせ、彼らはカロン星の平和を取り戻すことができるのでしょうか？

魅力的なキャラクターたち

個性豊かなパンダリアンたちが物語を彩ります。

トビー: 光の豆の勇者。楽天的で好奇心旺盛な15歳。額の絆創膏がトレードマーク。
クール: 欲望の豆の勇者。15歳、大手企業の御曹司。自尊心が強く、メカに強い発明家。オーディに拉致され、真魔王ルークとして覚醒する。
ラブ: 愛の豆の勇者。15歳、カロンテレビ局社長令嬢。優しく正義感の強い性格。
オスカー: 元気の豆の勇者。30歳、カロンテレビ局ディレクター。「カメラを回せ！」が口癖。スクープ好きで少しデリカシーに欠ける面も。
マックス: 美食の豆の勇者。30歳、カロンテレビ局のコックさん。お人好しで食いしん坊。
ビンゴ: 運動の豆の勇者。15歳、スポーツキングダム出身の武術の達人。冷静沈着で素早い動きが特徴。弟のコンゴを気遣う一面も。
コンゴ: 運動の豆の勇者。15歳、ビンゴの双子の弟。心優しく怪力の持ち主。
ヤミィ: 知恵の豆の勇者。知恵村の長老。年齢不詳の老婆（バリアー内では赤ん坊の姿）。知恵の森の力で守られている。
ティム: パンオーの娘。妖精で、トビー以外の人間には姿が見えない。
オーディ: 暗黒の魔王。欲望の豆と権力の杖で世界征服を企むが、ルークによって弱められる。ポテトチップス好き。
ゴールド、シルバー: オーディの手下。キンキラ兄弟としてコンビを組む。
ガルー: オーディが作り出した化け物。
パンオー: 妖精界の王様。ティムの父。
ライラ: 妖精界の妃様。ティムの母。

他にも魅力的なキャラクターが多数登場し、物語に華を添えています。

スタッフ

豪華スタッフ陣にも注目です。監督は大庭秀昭、シリーズ構成は園田英樹など、ベテランスタッフが多数参加。キャラクターデザインには、Jenny Wu、古建平といった台湾のクリエイターも参加しており、日台合作の良さが感じられる作品となっています。

魔法と友情、そして冒険！

『魔豆奇伝パンダリアン』は、魔法と友情、そして冒険が詰まった、子供から大人まで楽しめる作品です。個性豊かなキャラクターたちと、ハラハラドキドキのストーリーに、ぜひご期待ください！

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