魚津市役所

魚津市役所の概要と歴史

魚津市役所（うおづしやくしょ）は、富山県魚津市に位置する市の行政機関です。この役所は、地域の市政を推進する重要な施設であり、市民の生活に密接に関与しています。

魚津市役所の構成

市役所の本庁舎は釈迦堂にあり、市政の中心としての役割を担っています。また、魚津市には2つの分庁舎があります。第1分庁舎は北鬼江313-2にあり、旧魚津税務署庁舎を利用しています。この庁舎には教育委員会や交通センター、新川広域圏事務組合が入居しています。第2分庁舎は釈迦堂1丁目に位置し、旧魚津労働基準監督署庁舎が利用されています。こちらには上下水道局が入居しています。

いずれの庁舎も老朽化が進んでおり、2027年度に新しい庁舎の建設が予定されています。新庁舎は免震構造を採用し、非常用発電設備や太陽光発電設備を備え、飲食店やコンビニも併設される予定です。2030年度中の開庁を目指し、2025年度には基本設計が始まります。

沿革

魚津市は1889年に町村制の施行に伴い、大町にある旧新川県庁舎を町役場として使用しました。その後何度か移転を繰り返し、1927年には旧下新川郡議会議事堂を借り受けて新しい役場へと移転しました。1952年には合併により魚津市が誕生し、役場は再度現在の地に移転しました。しかし、その後も水害や大火により市財政が厳しく、新庁舎の建設は難航しました。

1966年には現在の市役所本庁舎の起工式が行われ、1年後に完成しました。新庁舎としてその機能がさまざまな部門において統合されました。2000年には教育委員会と新川広域圏事務組合が第1分庁舎に移転しました。

アクセスと周辺情報

市役所へは魚津駅から徒歩で簡単にアクセスでき、東口からは約5分、西口からは10分ほどで到着します。市民バスの「魚津市役所前」停留所も利用可能で、北陸自動車道の魚津インターチェンジからは車で約10分です。

市役所の隣には市民が憩いの場として使用する市役所前公園があり、街区公園として地域の人々に利用されています。周辺には商業施設やホテルも点在しており、地域住民や訪問者にとって便利な環境が整っています。

開庁時間

魚津市役所の開庁時間は、月曜日から金曜日の8時30分から17時15分までです。土曜日や日曜日、祝日、年末年始は閉庁しています。

今後、新庁舎の建設が進み、さらに地域に密着したサービスの提供が期待されています。市役所は今後も市民の生活を支えるため、重要な役割を果たし続けることでしょう。

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