鯖石駅

鯖石駅（さばいしえき）は、青森県南津軽郡大鰐町大字鯖石字桜ノ木に位置する弘南鉄道大鰐線の駅です。駅番号はKW 12で、地域の足として親しまれています。

歴史

鯖石駅は、1952年（昭和27年）1月26日に弘前電気鉄道の駅として開業しました。その後、1970年（昭和45年）10月1日に弘南鉄道へ譲渡され、現在に至ります。1981年（昭和56年）10月1日には、快速列車の運転に備えるため、大鰐駅寄りに100メートル移設され、交換設備が設置されました。

駅構造

島式ホーム1面2線を有する地上駅で、無人駅となっています。ホームへは構内踏切を渡ってアクセスする形です。駅舎はなく、ホーム上に待合所が設置されています。

のりば

※駅の案内上では、のりば番号は割り当てられていません。

特徴

当駅を発着する列車は、通常とは異なり右側通行となっている点が特徴的です。これは、開業当初からの名残であると考えられています。「反対側」と記されたのりばは、平川という河川の方向に位置するのりばを指します。

利用状況

近隣住民の通勤・通学の足として利用されています。

駅周辺

駅の周辺には、以下の施設があります。

平川：駅のすぐそばを流れる川。
黒石警察署鯖石駐在所

隣の駅

弘南鉄道

■大鰐線

宿川原駅（KW 13） - 鯖石駅（KW 12） - 石川プール前駅（KW 11）

まとめ

鯖石駅は、地域の歴史とともに歩んできた駅であり、現在も弘南鉄道大鰐線の重要な駅の一つとして、地域住民に利用されています。無人駅ではありますが、その素朴な佇まいが、訪れる人に懐かしさを感じさせるでしょう。

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