鳥取市歴史博物館

鳥取市歴史博物館（やまびこ館）

鳥取市歴史博物館は、鳥取県鳥取市の中心部に位置する博物館で、地域の歴史や文化に関する貴重な情報を提供しています。1991年に策定された第5次鳥取市総合計画に基づき、2000年に全面開館し、現在も多くの来館者に愛されています。本館の愛称である「やまびこ館」は、地域の自然や文化にちなんで名付けられました。

館の設立と歴史

この博物館は、鳥取市歴史民俗資料館の仮称のもと、長年の準備を経て2000年7月に開館しました。場所は樗谿神社の参道に位置し、文化的な景観とも調和しています。開館以来、地元の歴史や民俗に関する展示を豊富に行い、訪れる人々に地域の魅力を伝えてきました。

また、2021年には地下の常設展示室がリニューアルされ、より充実した展示内容を提供しています。このリニューアルにより、来館者はさらに多様な体験ができるようになりました。

館内の設備

鳥取市歴史博物館では、さまざまな展示室とともに、訪問者が利用しやすい施設が整備されています。主要な施設は次の通りです。

• - 常設展示室: 9つのゾーンで構成され、鳥取の歴史や文化がテーマになっています。
• - 鳥取シアター: 鳥取の歴史に関連する映像作品を鑑賞できる空間です。
• - 特別展示室: 定期的に特別展が開催され、さまざまなテーマの展示を見ることができます。
• - ミュージアムショップ: 博物館にちなんだアイテムが販売されています。
• - 授乳室・救護室: 家族連れのお客様も安心して利用できる配慮があります。
• - ミュージアムカフェ: ゆったりとくつろげるカフェスペースも完備されています。
• - 駐車場: 63台の駐車スペースがあり、その中には大型バス用のスペースも用意されています。

利用情報

鳥取市歴史博物館の開館時間は、午前9時から午後5時までですが、入館は午後4時30分までとなっています。定期的な休館日は毎週月曜日であり、祝日には開館します。しかし祝日の翌日は休館となり、年末年始の12月29日から1月1日までの期間も休業です。博物館の所在地は、鳥取県鳥取市上町88にあります。

アクセス

訪問者は、JR西日本の鳥取駅で降りた後、コミュニティバス「くる梨」の赤コースで「樗谿公園やまびこ館前」下車後、徒歩すぐの場所にあります。公共交通機関を利用することで、地域の名所にも簡単にアクセスできるため、観光とセットで訪れることも可能です。

周辺の観光地

博物館周辺には、歴史的な寺院や美しい公園も点在しています。訪問の際には、近くの観光地も併せて訪れることをおすすめします。具体的には、鳥取東照宮、樗谿公園、興禅寺、廣徳寺、観音院などがあり、それぞれが訪問者を魅了するスポットです。

鳥取市歴史博物館やまびこ館は、地域の歴史や文化に興味を持つ方々にとって、非常に魅力的な場所です。ぜひその足を運んでみてください。

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