鳥羽市立図書館

鳥羽市立図書館

鳥羽市立図書館は三重県鳥羽市大明東町にある公立図書館で、地域の学びと文化を支える重要な施設です。建物は鉄筋コンクリート造で、2階建ての構造を持っており、1階には一般閲覧室や児童閲覧室、郷土資料室が設置されており、地域住民の情報ニーズに応えています。一方、2階には書庫や会議室が備えられ、より静かな環境での学習や地域コミュニティの活動が行えるようになっています。

概要

この図書館は1951年に設立され、当初は鳥羽町立図書館としてスタートしました。開館日は1951年5月1日で、最初の所在地は旧岩崎青年会館でした。その後、図書館は数回の移転を経て、1954年には市制施行に伴い、名称を鳥羽市立図書館へと変更しました。1963年と1972年にはそれぞれ移転し、1972年からは鳥羽市民文化会館の一部として運営されています。

1988年には、新しい図書館の建設が始まり、1989年には現在の場所に新しい施設が完成しました。新図書館は地域の公園内に位置し、自然に囲まれた環境で利用者が快適に利用できる空間が提供されています。特に、児童向けのスペースや郷土資料室は、地域の歴史や文化に対する理解を深めるための貴重な場所となっています。

周辺環境

図書館の周辺には、市民の森公園や鳥羽中央公園、ショッピングプラザなど、様々な施設が集まっており、利用者は図書館を訪れるついでにこれらの地域資源を活用することができます。さらに、近くには三重県立鳥羽高等学校や鳥羽市立かもめ幼稚園、鳥羽市立鳥羽東中学校などの教育機関もあり、地域の学びの中心としての役割が強調されています。また、保健福祉センターひだまりも近くに位置し、地域住民の生活を支える重要な役割を果たしています。

交通アクセス

交通アクセスも便利で、近鉄志摩線の志摩赤崎駅からは約1.3km、徒歩では約17分の距離です。かもめバスを利用する場合、鳥羽駅前のバスセンターから「安楽島」や「鳥羽小涌園」などの路線に乗車し、「図書館」停留所で下車することができます。さらに、国道167号線の安楽島大橋北交差点からも900mほどの距離にあり、訪問者がアクセスしやすい立地です。駐車場も完備されているため、車での来館も可能です。

このように、鳥羽市立図書館は地域に欠かせない知識の拠点として、今後も多くの人々に利用され続けることが期待されています。

もう一度検索