鴨付町

鴨付町（かもつきちょう）

鴨付町は愛知県名古屋市中村区に属する地名で、主に鴨付町1丁目と鴨付町2丁目から成り立っています。この地区は、住居表示が実施されていないため、地域名のみが知られています。

地理

鴨付町は名古屋市中村区の西部に位置し、周りには稲葉地町、小鴨町などと接しているのが特徴です。地理的には、交通の便が良く、周辺には住宅街が広がっています。

歴史

地名の由来

鴨付町という地名は、岩塚町に存在した「小鴨」という字と「用水附」という字の「附」から由来しています。これにより、鴨が付加され、現在の名称が誕生しました。

沿革

この地域は1960年1月25日に、中村町からの一部の地域が集まり鴨付町が設立されました。その際、鴨付町1丁目は稲葉地町7丁目と岩塚町の小鴨の一部から、鴨付町2丁目は岩塚町の小鴨、用水附、一丁田、木戸際の各一部を組み合わせてできました。
1966年には、この地域の一部が小鴨町や剣町に編入されました。

世帯数と人口

2019年2月1日の時点で、鴨付町の世帯数と人口に関する具体的なデータは公開されており、地域の人口動向を示しています。国勢調査を通じて、この地の人口は時代と共に変遷してきました。

学区情報

鴨付町の子供たちは、市立小学校や中学校に通う場合の学区が設定されています。また、公立高等学校に関しても、定められた学区があるため、居住者はこの情報を把握する必要があります。

施設

この地域には、いくつかの主要な施設が存在しています。名古屋市道岩塚牧野線、鴨付郵便局、鴨付公園、立正佼成会名古屋教会、大一美術館などがあります。これらの施設は、地域住民の日常生活に溶け込んでいます。

その他

郵便番号は453-0843で、集配局は中村郵便局が担当しています。

参考文献

• - 名古屋市総務局企画部統計課 編『昭和41年版 名古屋市統計年鑑』名古屋市、1967年。
• - 名古屋市総務局企画部統計課 編『昭和51年版 名古屋市統計年鑑』名古屋市、1977年。
• - 角川日本地名大辞典 編纂委員会 編『角川日本地名大辞典 23 愛知県』角川書店、1989年。

鴨付町は名古屋市中村区という都市の中にあり、その歴史や文化、住民の生活が息づいています。地域の詳細を知ることで、その魅力をより深く理解することができるでしょう。

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