鶴田玲美

鶴田玲美のプロフィール

鶴田玲美（つるた れみ）は、1997年4月18日生まれの日本の陸上競技選手であり、短距離走専門のアスリートです。彼女は鹿児島県鹿児島市出身であり、地元の大東文化大学文学部教育学科を卒業した後、南九州ファミリーマートに所属して競技を続けています。

経歴の始まり

陸上競技キャリアのスタートは、小学5年生の頃に遡ります。当初はSCCという団体で競技を始め、多くの汗を流しながら実力を磨いていきました。中学校は鹿児島市立天保山中学校に進学し、さらに鹿児島女子高等学校で練習を重ねました。大学生活でも短距離走に専念し、競技に取り組みましたが、学生時代には全国制覇を経験することはありませんでした。彼女の大学4年時におけるベストタイムは、100mで11秒89、200mで24秒43でしたが、日本選手権の参加標準記録を突破することもできませんでした。

プロとしての飛躍

2020年に卒業後は、地元で開催予定の国体での入賞を目指して南九州ファミリーマートに就職します。この年、彼女は驚異的な成績を収め始めます。7月の東京選手権では、女子100mで11秒81を記録し見事に優勝、続く200mでは大会新記録となる24秒05をマークして2冠に輝きました。その迅速な進化は留まることなく、8月のAthlete Night Games in FUKUIでは100mで自己ベストを更新し、優勝を果たしました。

日本選手権への出場

2020年9月には全日本実業団対抗の大会でも100mで11秒79を記録し、再び優勝を手にしました。10月には日本選手権初出場となり、100mで2位を獲得しましたが、200mでは日本歴代3位にあたる23秒17を叩き出し、栄光の優勝を果たしました。この活躍を経て、彼女の名は陸上界に広まっていきました。

東京オリンピックの出場

特に注目されたのは、2021年の東京オリンピックにおける活躍です。8月5日には陸上女子400mリレーの予選に出場し、青山華依、兒玉芽生、斎藤愛美と共にレースに臨みました。しかし、チームは43秒44のタイムで1組7着となり、決勝進出は叶いませんでした。とはいえ、彼女の競技人生はこの経験を通じてさらなる可能性を広げています。

まとめ

鶴田玲美は短距離走を専門とした選手として、数々の大会で多彩な実績を残してきました。その成長と挑戦を続ける姿勢は多くのアスリート、ファンにインスピレーションを与えています。今後の彼女の活躍にも目が離せません。

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