鶴羽佳子

鶴羽佳子：アナウンサーから政治家へ

鶴羽佳子氏は、1968年3月31日生まれ。大分県佐伯市出身の政治家で、北海道議会議員を務めています。元北海道放送のアナウンサーという経歴を持ち、現在は自民党の推薦を受け、北海道北広島市選挙区の議員として活動しています。

アナウンサー時代とキャリア転換

大分県立佐伯鶴城高等学校、千葉大学教育学部卒業後、北海道放送に入社。同局では『テレポート6』や『いちばん星』などの番組に出演しました。番組内でのハプニングが「ハプニング大賞」を受賞するなど、視聴者にも親しまれる存在でした。

北海道放送退社後はフリーアナウンサーとして活躍。テレビ番組の司会やキャスターを務め、研修講師なども行いました。その後、テレビ番組制作会社「オフィス鶴羽」（現・株式会社ボウス）を設立し、NHKの情報番組制作などにも携わりました。

この間、北海道生涯学習審議会委員や札幌市社会教育委員などを歴任し、北海道大学大学院教育学研究科修士課程を修了。北海道教育委員会委員や文部科学省中央教育審議会臨時委員なども務め、教育分野にも貢献しました。元札幌国際大学非常勤講師という経歴も持ちます。

政治家としての歩み

2021年4月、吉川貴盛氏の議員辞職に伴う衆議院北海道2区補欠選挙に保守系無所属として立候補。惜しくも次点で落選しましたが、3万票近くを獲得しました。

同年10月に行われた第49回衆議院議員総選挙では、自民党の比例北海道ブロックで立候補しましたが、落選。さらに2022年の第26回参議院議員通常選挙の北海道選挙区にも応募しましたが、選に漏れました。

これらの選挙での経験を経て、2023年北海道議会議員選挙に挑みます。自民党北広島支部の公募に応じ、北広島市に転居。自民党と公明党の推薦を受け、無所属で立候補しました。そして、4月9日の投開票の結果、現職を破り、初当選を果たしました。

人物像

鶴羽氏は、アナウンサー時代から培ったコミュニケーション能力と、政治家としての経験を活かし、北海道北広島市の発展に貢献しようと努力しています。著書『おちちの時間 子連れキャスター母乳育児のあれこれ』には、母として、社会人として、そして政治家としての彼女の多面的な姿が垣間見えます。

担当番組

北海道放送時代

『テレポート6』
『いちばん星』

フリーアナウンサー時代

『だいすき北海道』
『NHKニュースおはよう北海道』

著書

『おちちの時間 子連れキャスター母乳育児のあれこれ』（寿郎社、2006年）

SNS

鶴羽 芳代子Official site
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* Facebook

鶴羽佳子氏の経歴は、アナウンサーとして培った経験と政治家としての挑戦を融合させた、ユニークなキャリアと言えるでしょう。北海道議会議員としての今後の活躍にも期待がかかります。

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