鹿島達也

鹿島達也 - ベーシストの音楽キャリア

鹿島達也（かしま たつや）は、1962年8月20日に生まれた日本のベーシストで、数々の音楽バンドやプロジェクトで活躍してきました。彼は通称「鹿島KID」としても知られ、鹿の一族、Oh!Roony!!、SUPER BADなど、様々なグループでその名を馳せています。血液型はB型です。

経歴

鹿島は1986年に音楽の世界に足を踏み入れ、てつ100%というバンドのオリジナルメンバーとしてデビューしました。当時、CBS・ソニーから1stアルバム「てつ100%」を発表しましたが、まもなく脱退。その後、SUPER BADというバンドで再び活動を開始し、1987年にはドクター・フィールグッドの来日公演でオープニングアクトを務めました。

しかし、1992年にSUPER BADは活動を休止。その後、鹿島はフリーランスのベーシストとして多様なライブやレコーディングに参加し、1994年からはThe pillowsの活動にも関わりました。これにより、彼の音楽的技術と表現力はさらに磨かれ、多くのファンを魅了しました。

2001年には音楽集団「nino trinca」に加わり、角森隆浩や上田禎などと共に活動しました。2002年に「ニーノ・トリンカ」というアルバムをリリースし、その後も2003年に「BERIS BERIS」を発表しました。鹿島はさらに上田とCHACOとともにスリーピースバンド「Epoch」を結成し、2007年にはアルバム「MEMORY SERVES」をリリースしました。

2016年には「鹿の一族」を結成し、2018年にはアルバム「鹿の一族」を発表。以降も様々な活動を通じて音楽シーンに寄与し続けています。特に、2019年にはアルバム「P」をリリースし、松崎ナオが音楽担当した映画「ブルーアワーにぶっ飛ばす」の音楽集にも参加しました。

また、2018年からは定期的に「NT Connection」というプロデュースイベントを下北沢で開始しました。2020年には会場を移し、参加アーティストとのコラボレーションを重ねながら、NT Connectionレーベルを立ち上げました。2020年12月には自身初のソロアルバム「BASS TALKIN’」もリリースし、より一層の音楽活動を展開しています。2021年からは山中さわおとのコラボレーション「for Once Deja Vu」を発表し、同年中にはバンド「Oh! Roony!!」を結成しています。

2022年8月、彼の還暦を祝う記念ライブイベントを下北沢・440にて開催しました。このイベントでは、鹿島がこれまでに関わった多くのアーティストやバンドが出演し、30年以上の音楽キャリアを祝う機会となりました。

サポートライブ・レコーディング

鹿島は幅広い音楽活動に参加し、サウンドトラックへの演奏も手がけています。特に以下の作品に関わってきました。

• - 東京タワー（2007年）
• - おでんくん（2005年）
• - ユーリ!!! on ICE（2016年）

使用機材

鹿島の音楽スタイルを支えるために、使用する楽器にもこだわりがあります。主な機材は以下の通りです。

• - ベース

- Fender Jazz Bass 1978 Sunburst
- Fender Precision Bass 1965 Black
- Doublebass from Czech 1900's
- Navigator Jazz Bass 1980 Fretless Natural
- YAMAHA SLB 100
- Gretsch Country Gentleman Bass 1990 Brown
- Ampeg Baby Bass 70's
- Nashguitars Jazz Bass 2010 Red
- Nashguitars TJ Bass 2012 Sunburst

• - ベースアンプ

- Ampeg B-15N

鹿島達也は、その独自のスタイルで日本の音楽シーンにおいて重要な存在感を放ち続けており、多くのアーティストからも信頼されています。彼の活動は今後も音楽ファンに愛され続けることでしょう。

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