麻布台ヒルズレジデンス

麻布台ヒルズレジデンスについて

麻布台ヒルズレジデンスは、東京都港区麻布台一丁目に位置する、複数の超高層マンションと共同住宅の総称です。この複合施設は、虎ノ門・麻布台地区第一種市街地再開発事業の一環として開発された麻布台ヒルズの一部を構成しています。具体的には、「麻布台ヒルズレジデンスA」「麻布台ヒルズレジデンスB」、そしてガーデンプラザにある「麻布台ヒルズガーデンプラザレジデンス」、森JPタワー内の「アマンレジデンス 東京」が含まれます。

麻布台ヒルズレジデンスA

地上54階、地下5階、高さ237.20mの超高層タワーマンションで、総戸数は約330戸です。設計は森ビル、施工は清水建設が担当しました。このレジデンスは、地下に商業施設、1階から13階にはホテル「ジャヌ東京」、そして14階から54階が住宅フロアとなっています。

「ジャヌ東京」は、アマンの姉妹ブランド「ジャヌ」のホテルであり、中央広場に面して約120室の客室があります。スパトリートメントやジムを備えた約3,500㎡のスパ、6つのレストラン、カフェ、バーなどの施設も併設されています。

レジデンスAの販売開始は2024年春頃を予定しています。

麻布台ヒルズレジデンスB

地上64階、地下5階、高さ262.82mの超高層タワーマンションで、総戸数は約970戸です。設計は森ビルと日建設計・日建ハウジングシステム設計共同企業体、施工は三井住友建設が担当しました。

当初、レジデンスBは2023年3月31日に竣工予定でしたが、地下工事の設計変更により、竣工予定日は2024年6月30日に延期されました。さらに、2023年にはコンクリート部材の一部に不具合が発覚し、不適切な補修が行われたことも明らかになり、竣工予定は2025年8月末に再延期されました。

この事態を受けて、森ビルは再開発組合に代わって施工者に工事を行わせ、完成後に組合に建物を引き渡す「特定建築者」となりました。三井住友建設は、この影響で2年連続の赤字決算となり、経営陣が責任を取る形で退任しています。

アマンレジデンス 東京

麻布台ヒルズ森JPタワーの54階から64階に位置する「アマンレジデンス 東京」は、ラグジュアリーリゾートを手掛けるアマンリゾーツが初めて手がけた住居です。各戸には専用エレベーターが直結し、居住者は54階と56階にあるラウンジ、バー、専用シェフがサービスを提供するプライベートダイニング、25メートルのプールを備えたスパなどの専用施設を利用できます。

最上階にあるペントハウス3戸のうち、2戸は200億円以上という報道があり、これは国内分譲マンションの過去最高額を大幅に更新する可能性を秘めています。不動産関係者によると、この最高額の部屋を含む2戸は既に売約済みで、いずれも日本人が契約しているとのことです。

麻布台ヒルズガーデンプラザレジデンス

ガーデンプラザ内にあるこのレジデンスは、麻布台ヒルズの他のレジデンスと同様に、高品質な居住空間を提供しています。詳細な情報は公式ウェブサイトで確認できます。

これらのレジデンスは、それぞれが独自の特徴を持ちながらも、麻布台ヒルズ全体としての高いクオリティを共有しています。都心での快適な生活を求める人々にとって、これらのレジデンスは魅力的な選択肢となるでしょう。

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