麻績村立筑北中学校

麻績村立筑北中[[学校]]について



麻績村立筑北中[[学校]](おみそんりつ ちくほくちゅうがっこう)は、長野県東筑摩郡麻績村大字麻に位置する中[[学校]]です。2019年度までは麻績村筑北村による学校組合立の筑北中[[学校]]でしたが、筑北村の脱退により、2020年度から麻績村立となりました。2020年時点での生徒数は55名です。

歴史



1951年麻績村、日向村、坂井村の3か村による学校組合によって設立されました。開校以前は、各村の中学生は小学校に併設された中[[学校]]に通っていました。1975年には校舎が改築され、その際、図書館が8教室分の広さを持つオープンスペースとして整備されました。平成の大合併により坂井村が本城村・坂北村と合併し筑北村となりましたが、旧坂井村地区は引き続き本校の学区となっていました。

麻績村教育委員会は、将来的な筑北村立聖南中[[学校]]との統合を検討していました。筑北村教育委員会も2010年中[[学校]]を2012年までに1つに統合する案を示しましたが、2014年筑北村が独自の学校統合へ方針転換したため、両村の学校統合は実現しませんでした。

2017年6月、筑北村は2019年度限りで学校組合から脱退することを麻績村に予告し、2020年3月31日に脱退しました。これにより学校組合は解散し、同年4月1日、麻績村単独による「麻績村立筑北中[[学校]]」が発足しました。旧学区であった筑北村坂井地区は、筑北村立聖南中[[学校]]の通学区域となり、麻績村立筑北中[[学校]]の通学区域は麻績村のみとなりました。筑北村麻績村に対し、筑北中[[学校]]の財産分割を求めましたが、麻績村は一方的な脱退による財産分割は異例であるとして拒否しました。

施設概要



校舎延面積:5,451.89 m2
敷地面積:18,927.57 m2
建築構造:鉄筋コンクリート構造(一部鉄骨構造)3階建
工期:1974年着工 - 1975年竣工

防災への取り組み



体育館は指定避難所、校庭は指定緊急避難場所(物資輸送拠点)に指定されています。
校地の北側一帯は土砂災害警戒区域(土石流・急傾斜地)および土砂災害特別警戒区域(急傾斜地)に指定されています。
聖湖・すずらん湖(大沼池)が決壊した場合、15〜20分後に浸水被害(浸水深2メートル未満)を受けると想定されています。
学習センターには自動体外式除細動器 (AED) が設置されています。

交通アクセス



JR篠ノ井線聖高原駅から徒歩約10分。

参考文献



塩見昇「長野県筑北中[[学校]]の学習センターを訪ねて」『教育学論集』第14巻、大阪教育大学教育学教室、1985年、56-61頁、NAID 120002109076。
村づくり推進課(編)「筑北村学校組合から脱退へ 新たなスタート麻績村立筑北中[[学校]]」『ホット・情報おみ 令和2年度4月号』第146巻、麻績村2020年、7頁。


関連情報



長野県中[[学校]]一覧
麻績村立麻績小学校
麻績村学校設置条例
* 麻績村筑北村学校組合規約

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