麻谷ナル駅

麻谷ナル駅（マゴンナルえき）：交通の中心地

麻谷ナル駅は、大韓民国ソウル特別市の江西区加陽洞に位置する駅で、ソウル市メトロ9号線と仁川国際空港へアクセスする空港鉄道（A'REX）が利用できます。「ナル」とは、渡し場を意味する固有語ですが、駅周辺には歴史的な渡し場はなく、河川からも距離があります。9号線に関しては、駅名に「ソウル植物園」という副駅名もあります。

利用可能な路線

• - ソウル市メトロ9号線

- 駅番号：905

• - 空港鉄道

- 仁川国際空港鉄道
- 駅番号：A042

駅構造

麻谷ナル駅は、ソウル市メトロ9号線に関しては、地下に島式ホームが2面、4線が設置されています。2018年11月30日までは内側の2線のみが使用されており、外側の副本線は開業当初から使用されていませんでした。しかし、翌日から中央報勲病院駅への延伸に伴い、当駅も急行停車駅となり、一般列車用のホームとしても利用が開始されました。

また、空港鉄道の麻谷ナル駅は、相対式ホームが2面、2線という構造です。

周辺施設

駅周辺には、訪れる価値のあるスポットが多く存在しています。特に目を引くのが「ソウル植物園」です。その他にも、コードヤード・ソウル・ボタニックパーク、LGアートセンター、LGサイエンスパーク、や麻谷Mバレーなど、多様な施設が隣接しています。

駅の歴史

麻谷ナル駅の歴史は、2009年7月24日に始まります。9号線の開発が進む中、麻谷ナル駅は当初は開業されませんでした。しかし、2014年5月24日に9号線が開業し、麻谷ナル駅も同時にオープンしました。当初の計画では急行停車駅になる予定でしたが、乗降客の予想不足を考慮して、一般（三駅停車）のみに停車することとなりました。

その後、2016年には地下1階の電気室からの火災発生があり、一時的に影響を受けましたが、同年5月11日に空港鉄道麻谷駅の建設が正式に発表されました。2018年には空港鉄道の麻谷ナル駅が開業し、同年12月1日から9号線も急行停車駅に昇格しました。さらに、2019年にはソウル植物園の副駅名が付けられるなど、駅の利用がさらに便利になっています。

利用状況

近年の麻谷ナル駅の一日平均利用者数は、開業初年度の2009年から比較すると増加傾向にあります。開業後の日々の利用状況も見守られつつ、更なる発展が期待されるところです。

隣の駅

麻谷ナル駅の隣接駅は以下の通りです：

• - ソウル市メトロ9号線

- 急行：金浦空港駅 (902) - 麻谷ナル駅 (905) - 加陽駅 (907)
- 各駅停車：新傍花駅 (904) - 麻谷ナル駅 (905) - 陽川郷校駅 (906)

• - 空港鉄道

- 直通：通過
- 各駅停車：デジタルメディアシティ駅 (A04) - 麻谷ナル駅 (A042) - 金浦空港駅 (A05)

麻谷ナル駅は、ソウルの交通網において重要な役割を果たしており、周辺の開発も進む中で、多くの利用者にとって便利な地点となっています。

もう一度検索