麻雀物語2

麻雀物語2（マージャンものがたり2）

2005年8月に平和より発売されたパチスロ機『麻雀物語2』は、A-400タイプのストック機で、3枚掛け専用の4.7号機です。型式名は『マージャンモノガタリ2』。変則6ライン（通常5ラインに加え、左リール中段・中段・下段が有効ライン）を採用しており、中段チェリーが重複当選となる特徴があります。1991年に平和から登場し、フルカラー液晶デジタルで話題となったパチンコ機『麻雀物語』をモチーフとしています。メーカー発表の機種名は『麻雀物語』ですが、パチンコ版との区別のため、型式名の『麻雀物語2』と呼ばれることが一般的です。

2012年11月には、パチンコ版（2012年版）の風上三姉妹を登場人物とした後継機『麻雀物語2 激闘！麻雀グランプリ』が、2015年には続編『麻雀物語3 役満乱舞の究極大戦』が平和の系列会社オリンピアより発売されています。

ゲームシステム

『麻雀物語2』には、「通常モード」と「連荘モード」の2つのモードがあります。通常モード（リセット後）では、ボーナス後128ゲーム以内に約1/2の確率でRTが解除され、連荘モードでは128ゲーム以内に8割以上、256ゲーム以内に98.4%の確率でRTが解除されます。

液晶画面は、「通常時」（電車ステージ）、「チャンス時」（温泉ステージ）、「保留玉チャンス」の3つに分かれています。特に「保留玉チャンス」はボーナス終了直後に初代『麻雀物語』を思わせる画面となり、4ゲーム間に図柄が揃えば大当たりが確定します。ただし、通常モードの1～4ゲームのRT解除時に「保留玉チャンス」演出が選択される場合もあるため、4ゲーム連で大当たり＝連荘モードとは限りません。

ボーナス放出の契機は以下の通りです。

内部的なRT終了
中段平行、斜め竹当選時の1/3
上段、下段の平行竹1/28.5
1/65536の純ハズレ

登場人物

アキラ：主人公。電車ステージでは座っており、温泉ステージでは歩いている雀士です。
次女さやか：アキラと「麻雀対決」を行います。麻雀の腕は強レベル。特殊対決は存在しません。
長女まどか：アキラと「麻雀対決」または「我慢対決」を行います。麻雀の腕は中レベル。
三女あやか：アキラと「麻雀対決」または「卓球対決」を行います。麻雀の腕は非常に弱いレベル。
売り子：電車モードで対応小役をワゴンで運んでくる女性。リプレイやベルを運んでくることが多いです。
謎の通行人：電車モードで通路を歩く謎の男。服の色が小役に対応しています。この男の演出が発生するだけでチャンスとなります。
車掌：電車モードで時々現れます。服の色が小役に対応しています。
オヤジ：温泉モードで時々現れます。浴衣の色が小役に対応しています。
駅員：温泉モードから電車モードへの変化演出時に現れます。冷たい目でこちらを見つめます。

プレミアム演出

以下は主なプレミアム演出です。

4ゲーム連演出時、筒子の1と7と白テンパイ
電車ステージ中、ブレーキ演出で誰もいなくなる。
電車ステージ中、外に銀河鉄道が走る。
電車ステージ中、トンネルを抜けた後、外景が月面になる。
電車ステージ中、扉から現れた車掌の服が金色。
電車ステージ中、黒い服の通行人が通る。
温泉ステージ中、オヤジが群れをなして歩く。
温泉ステージ中、黒い服のオヤジが歩く。
温泉ステージ中、射的演出でアキラの顔面がゴルゴ13風になる。
麻雀対決でピンフ（平和）でリーチ
麻雀対決で天和
ボーナス中、最終JACにて、さやかが走る（4ゲーム連確定）

その他

オンラインゲームサイト『777town.net』でプレイ可能。
関連商品として、本機のビッグボーナス時BGMを収録した「スロ音 Vol.2」が発売。
平和より当機をモチーフとした携帯電話用アプリケーション『麻雀物語Original Story』が発表。
* 2012年11月には、平和グループのオリンピアより後継機『麻雀物語2 激闘!麻雀グランプリ』が発売。

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