麻雀CLUB90's

麻雀CLUB90'sについて

『麻雀CLUB90's』は、1990年10月に日本物産によってリリースされたアーケード脱衣麻雀ゲームです。このゲームはその多彩な戦略性とユニークなゲームプレイで、プレイヤーを魅了しました。ゲームの特徴は、成績に基づいて購入できる使い切りタイプのイカサマ技を利用し、さらに攻略済みのキャラクターをサポートとして助けを得ることができる点です。サポートキャラクターは最大2人まで選択可能で、敵の選択や攻略順序はプレイヤーの自由です。

ゲームシステム

ゲームのセッティングは、メニュー画面で対戦相手を選ぶところから始まります。すでに攻略したキャラクターがいれば、対戦前にこれらをサポートとして設定し、最大2人まで加えることが可能です。また、プレイヤーが持つメダルを使用して自動販売機でイカサマ技を購入することもできます。

麻雀のルールは二人打ちで、開始時の持ち点は1500点です。特有のルールには、役満の点数が全て4倍満であることや、アリアリ、ウラあり、槓ドラありが含まれています。プレイヤーが上がると、上がり回数に応じて2段階の脱衣画面が表示されます。初回の上がり後には次の局に進むかメニューに戻るかの選択があり、二回目の上がりでは攻略済みのキャラクターがサポートとして確定し、共に戦うことになります。

ゲームオーバーは持ち点が0点以下になった場合に発生しますが、これはサポートキャラクターに影響を及ぼします。サポートキャラクターが戦いに敗北すると、味方でなくなり、再度キャラクターをサポートに選ぶためには再び勝利しなければなりません。これにより、戦略やキャラクターの選定が重要な要素となります。

特別対戦と攻略

特別対戦は、特定条件を満たすことによって選択可能になります。登場キャラクターを特定数攻略することで、さらなる挑戦が開放され、成功すれば特典クレジットが得られます。特別対戦には、規定の局数をクリアした際にご褒美画像も表示されるため、難易度が高いにもかかわらず魅力的な挑戦となります。

登場キャラクター

ゲーム内に登場するキャラクターは、特定の名前が付けられておらず、チェスの駒の名称で識別されます。各キャラクターは独自のイカサマ技を持っており、最終的には脱衣した状態でプレイヤーの前に現れます。例えば、ミス・ポーンは相手の待ち牌を読み取る能力を持っていたり、ミス・クィーンは高確率で有効牌をツモることができたりします。

特に、キャラクターのデザインや脱衣の演出は、当時のゲームとしての話題性を生み出しました。すべてのキャラクターは、最終的な脱衣状態で衣服が一枚残る形で表現されており、そのスタイルはプレイヤーの興味を引く一因となっています。

結論

『麻雀CLUB90's』は、戦略性とキャラクターの魅力が融合したゲームであり、アーケードゲームの中において特有の地位を確立しています。その多様なプレイスタイルやルールの自由度は、プレイヤーに多くの思考を促し、繰り返し楽しませてくれる要素となっています。

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