齋藤友貴哉
齋藤友貴哉選手のプロフィール
基本情報
齋藤友貴哉選手は、山形県出身のプロ野球選手であり、現在北海道日本ハムファイターズに所属しています。彼は高校時代からその才能を発揮し、大学野球を経て、社会人野球で実績を重ねた後、阪神タイガースにドラフト指名を受けて入団しました。彼の持ち味は、長身から繰り出すダイナミックなスリークォーター投法と、最速161 km/hを記録した力強いストレートです。
学生時代
齋藤選手は、東根市立小田島小学校の3年生の時に野球を始め、その後、東根市立第二中学校で軟式野球部と硬式クラブチームの両方で活動しました。山形県立山形中央高等学校に進学後は、彼の才能が開花しますが、在学中は多くの優秀なピッチャーに囲まれていたため、注目される存在とはなりませんでした。高校卒業後は桐蔭横浜大学に進み、投球フォームの改善やウェイトトレーニングに励み、最終学年では素晴らしい成績を収めました。
社会人野球とプロ入り
彼は大学卒業後、Hondaに入社し、社会人野球で活躍しました。初めての東京スポーツ新聞社大会で新人賞を獲得し、都市対抗野球大会では自己最速の152km/hを記録しました。2018年のNPBドラフトで阪神タイガースから指名を受け、背番号48を与えられ入団。その後、阪神での数シーズンで育成に励みました。
阪神タイガースでの活躍
2019年にはプロ初登板を果たし、その後もウエスタン・リーグでの成績を残しました。2021年にはついに一軍で初勝利を挙げ、期待の若手投手としての地位を確立しました。また、2022年には自己最速161km/hを計測し、その能力の向上を証明しました。
日本ハムファイターズ時代
2022年10月、阪神タイガースから北海道日本ハムファイターズにトレード移籍が決定。新たな舞台での活躍が期待されましたが、2023年3月に右膝前十字靭帯断裂の重傷を負い、手術を受け、シーズン中の復帰が難しい状況となりました。しかし彼は堅実な復帰を目指してリハビリに努めています。
選手としての特徴
齋藤選手は、長身を活かした独特の投球フォームを持ち、重いストレートを駆使する一方で、スライダーやスプリット、カーブ、ツーシームなど多様な球種を使いこなします。制球力はまだ課題であるものの、彼自身は強気のピッチングを心掛けています。そして、プライベートでは天然なキャラクターが周囲を和ませており、絆の深い家族を持つ一面も魅力的です。
今後の活躍に目が離せない選手の一人であり、ファンからも期待が寄せられています。
もう一度検索
【記事の利用について】
タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。
【リンクついて】
リンクフリーです。