齋藤拓実

齋藤拓実（さいとう たくみ）

齋藤拓実は、1995年8月11日生まれ、神奈川県出身のプロバスケットボール選手です。ポジションはポイントガードで、現在Bリーグ・B1の名古屋ダイヤモンドドルフィンズに所属しています。彼のバスケットボールキャリアは幼少期から始まり、バスケットボールに親しむ環境で育ちました。

幼少期から大学までの歩み

齋藤のバスケットボールの旅は、彼の兄がミニバスに参加していたことから始まり、父親がそのチームの監督を務めていました。小学1年生でミニバスをスタートし、川崎市立白鳥中学校に進学すると、神奈川県のジュニアオールスターに選ばれ、控えポイントガードとしてプレイしました。その後、桐光学園に進学し、2年生の時にインターハイに出場。彼はこの大会でスターターとして活躍し、ウインターカップではベスト8入りを果たしました。

3年目のインターハイでは、かつて敗れた東海大付属第三高校にリベンジを果たして勝ち上がり、地域の代表として東京国体にも出場。チームを牽引するキャプテンとしての重要な役割を果たしました。明治大学に進学後は、2年生の時に指導者が変わるなどの試練に直面しながらも、4年生の際にはインカレでMIPを獲得するなどの活躍を見せました。

プロ選手としてのキャリア

彼のプロとしての出発は、2017年11月にアルバルク東京に特別指定選手として加入することから始まりました。最初のシーズンでは9試合に出場し平均2.0得点を記録。その後のシーズンでは契約を更新し、28試合に出場。2019年には滋賀レイクスターズへの期限付き移籍が実現し、そこでの全試合先発出場とキャリアハイの30得点達成が話題となりました。シーズン終了後はアシストランキングで2位に入り、クラブにとっても重要な存在となりました。

2020年には名古屋ダイヤモンドドルフィンズに移籍し、開幕後は全55試合で先発を務め平均12.5得点、5.6アシストを記録しました。B1個人通算1000得点、500アシストを達成し、リーグ月間MVPにもノミネートされるなど波に乗っています。

日本代表としての活動

2021年11月、齋藤はFIBA バスケットボールワールドカップ 2023 アジア地区予選の日本代表候補に選出され、ボール扱いに自信を持って臨みました。その後、対中国戦で公式戦初出場を果たし、代表としての活動にも注目が集まっています。

経歴まとめ

彼の経歴を振り返ると、川崎市立白鳥中学校から桐光学園、明治大学を経て、アルバルク東京、滋賀レイクスターズ、そして名古屋ダイヤモンドドルフィンズと続く道のりがあります。これまでの軌跡は、多くの人々に感動と影響を与え続けています。今後も彼のさらなる成長と活躍に期待が高まります。

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