龍蔵院デプン・ゴマン学堂日本別院

デプン・ゴマン学堂 日本別院



デプン・ゴマン学堂 日本別院は、広島県広島市にある高野山真言宗の寺院・真光院内（広島新四国八十八ヶ所霊場10番）に位置する、日本初のチベット仏教僧院です。この僧院は、チベット仏教ゲルク派の三大寺院の一つであるデプン大僧院の付属学堂、ゴマン学堂の日本における活動拠点としての役割を担っています。

歴史



2004年7月、一般社団法人「文殊師利大乗仏教会」の支援のもと、4人の比丘と共に広島市の龍蔵院内に設立されました。設立当初から2019年8月までの15年間は、龍蔵院を拠点として「龍蔵院デプン・ゴマン学堂日本別院」と称していました。

2019年8月には、交流のある厳島（宮島）の大聖院の支援を受け、真光院へと拠点を移転しました。真光院は、大聖院の西広島別院であり、広島新四国八十八ヶ所霊場の10番札所となっています。

特徴



デプン・ゴマン学堂は、1800人以上が在籍する大規模な学堂であり、そこから選ばれた僧侶が来日し、日本別院に常駐して修行や交流を行います。この僧院は、チベット仏教、特にゲルク派の教えを日本に広める重要な役割を果たしています。

過去には、2006年と2010年にダライ・ラマ14世による説法会も開催され、多くの人々が参加しました。これは、日本におけるチベット仏教への関心の高さを象徴する出来事と言えるでしょう。

文殊師利大乗仏教会



一般社団法人「文殊師利大乗仏教会」は、チベット仏教に関する様々な交流活動を行っており、デプン・ゴマン学堂日本別院の活動を支援しています。同会は、X（旧Twitter）やFacebookなどのSNSを通じて、情報発信も行っています。

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