＃atarimaeni CUP サッカーができる当たり前に、ありがとう!

あたりまえにカップ サッカーができる当たり前に、ありがとう

2021年1月6日から1月23日までの間、全国大学サッカー大会の一環として「あたりまえにカップ」が開催されました。この大会は、2020年度の総理大臣杯全日本大学サッカートーナメントと全日本大学サッカー選手権大会（インカレ）が新型コロナウイルス感染症の影響で中止されたことを受け、特例として設けられたイベントです。この特別な大会の目的は、サッカーができる日常を再認識し、それを支えてくれる人々への感謝を表すことにありました。

大会名の「#atarimaeni」は、全日本大学サッカー連盟が2018年より展開しているキャンペーンに由来しており、「当たり前」を見つめ直すことを促しています。特に、この時期は厳しい状況が続いていたことから、選手や関係者全てが、平穏な日常の尊さを感じる機会となったことは言うまでもありません。

この大会は、従来の総理大臣杯やインカレとは異なる形式で行われ、参加チーム数も拡大されて32チームに増加しました。これは、各地域リーグの成績上位チームやオープントーナメントの実績をもとに選出された結果です。地域ごとの参加チームは以下の通りで、北海道や九州など全国のさまざまな高校から集まっています：

• - 北海道：2チーム
• - 東北：2チーム
• - 北信越：2チーム
• - 関東：9チーム
• - 東海：4チーム
• - 関西：5チーム
• - 中国：2チーム
• - 四国：2チーム
• - 九州：4チーム

大会の組み合わせについては、「1回戦で同地区同士が対戦しない」という条件の元で行われ、その後のトーナメント進行は自由に抽選されています。試合は90分で、同点の場合は前後半15分ずつの延長戦を経て、さらに勝敗が決まらなければPK戦に突入します。また、ベンチ入りできる選手は最大9名、試合中の交代選手は最大5名まで許可されています。

出場チームの中で、北海道地区の札幌大学が出場を辞退したため、他の2チーム、北海道教育大学岩見沢校と東海大学札幌校舎が繰り上げて出場することとなりました。大会は、新型コロナウイルスの感染防止を考慮し、1回戦から3回戦は無観客で実施され、会場名は公式記録に記載されませんでした。準決勝・決勝は観客ありでの開催を予定していたものの、再度の緊急事態宣言により一般観客の入場は取りやめとなりました。

この大会は、厳しい状況の中でもサッカーを楽しむ機会を創出し、選手やファンにとって特別な意味を持つイベントとなりました。大会を通じて、参加者はサッカーを行える日常のありがたさを改めて感じることでしょう。公式ウェブサイトも開設され、詳しい情報を提供しています。

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