+M

番組「+M」について

「+M」は、かつて毎日放送ラジオ（MBSラジオ）で放送されていた音楽プログラムで、2001年4月2日にスタートしました。この番組は、ナイター中継のクッション番組「オレたち+M」としての形で始まりました。番組名には「MBSオレたちやってま〜す」というフレーズに合わせ、リスナーからのリクエストに基づいて楽しめる音楽を届けることが目的としていました。また、パーソナリティーの南かおりの名前にちなんだ「M」という頭文字も、このタイトルの由来となっています。

放送時間の変遷

番組の放送時間は、初めはナイター中継の前の枠でしたが、2001年10月2日に番組名を「+M」に変更し、放送時間を拡大しました。具体的には、月曜の18:30から22:00、火曜から木曜は18:30から20:00、または21:05から22:00の時間帯で放送されました。その後、金曜には21:05から22:00までの放送が行われ、新曲から懐かしのメロディまで、リスナーからのさまざまなリクエストに応じる形で番組が展開されました。

2002年4月1日には、平日月曜から木曜の21:00から翌0:00までの放送が開始され、番組の大きなリニューアルが行われました。このリニューアルは「B」、「S」などの他の番組と連携し、「深夜のMBS看板番組」を目指しました。しかし、聴取率の面では伸び悩み、特に「B」は半年で打ち切られました。

このような状況を受け、2003年4月からは放送を火曜から木曜の3日間に縮小し、同年10月からは「ナニワ音楽（ミュージック）ショウ」との統合が行われ、最終的には「+M」は終了しました。南かおりは、水曜日にアシスタントとして続けて出演していましたが、火曜日の降板は2006年3月でした。

放送内容とリスナーの反響

「+M」では、リスナーから寄せられたリクエストをもとに、様々なジャンルの音楽を紹介し、多くのリスナーに親しまれました。特に1980年代から90年代の懐かしの曲が多く取り上げられ、当時の思い出を振り返る機会ともなりました。また、放送ではパーソナリティーの南かおりが登場し、彼女のトークや選曲が多くのファンに愛されました。

番組の最後

最終的に、「+M」は他の番組との統合を経て終了することとなりましたが、その思い出は今でも多くのリスナーの心に残っています。南かおりが火曜日に出演していた頃のエピソードや、リスナーからの懐かしいリクエストは、今も語り継がれています。なお、終わった後の21:00から21:30の枠は、MBSラジオ報道部によるニュース番組「MBSナイトアングル」が制作されていました。

このように、「+M」は音楽を通じてリスナーとの交流を深め、長い間多くの人々の心をつかんでいました。音楽が持つ力を感じることができる貴重な番組でした。

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