130R

130R - 吉本興業に所属するお笑いコンビ

130R（ひゃくさんじゅうアール）は、日本のお笑いコンビで、吉本興業に所属しています。両メンバーは大阪府出身で、特に多くの伝説的なネタやバラエティ番組での出演が知られています。

メンバー紹介

• - 板尾 創路（いたお いつじ）

生年：1963年7月18日
年齢：61歳
担当：ボケ
出身：大阪府富田林市

• - ほんこん（本名：蔵野 孝洋〈くらの たかひろ〉）

生年：1963年6月16日
年齢：61歳
担当：ツッコミ
出身：大阪府大阪市平野区

コンビの歴史

130Rは1985年にそれぞれがNSC大阪校の4期生として入学したことから始まります。在籍中に板尾はその場限りのコンビ「ホンコン・マカオ」を結成し、ほんこんは今田耕司と組んで「ダブルホルモンズ」を結成しました。このように、お互いに活動していた中、1987年に2人は再びコンビを結成。「蔵野・板尾」となり、後に名前を130Rに改めました。
最初は心斎橋筋2丁目劇場を拠点に活動し、その後東京へ進出しました。

1991年、彼らは『ダウンタウンのごっつええ感じ』でレギュラーを獲得し、活躍の幅を広げました。その後もダウンタウンとの共演が多く、また舞台や新喜劇でもネタを披露しています。しかし、2000年代に入ると、それぞれのメンバーは個別の仕事が増え、コンビとしての活動は減少傾向にあります。

現在の活動

最近では、板尾が俳優として、ほんこんがバラエティタレントとして各々活動しています。時折一緒に出演することがあるものの、その頻度は年に1〜2回程度に留まっています。また、2017年には板尾の不倫報道を受けて、ほんこんが「連絡は取っていない」と答えるなど、事実上の活動休止状態にあるとも言えます。

コンビ名の由来

130Rというコンビ名は、鈴鹿サーキットのコーナー名称に由来しています。この名前は、島田紳助から了承を得て名付けられました。板尾はあらかじめ紳助の弟子入りを志願し、交流があったため、コンビ名の由来に深いエピソードがあります。紳助は130Rの知名度が上がる中で、「店で領収書をもらう時に130Rの名前を出したら、店員が笑う」というようなエピソードも語っています。

特徴とエピソード

130Rは漫才スタイルが特徴で、特にボケ担当の板尾とツッコミ担当のほんこんのコンビネーションには目を見張るものがあります。エピソードの一つとして、横山やすしから「ホンダとヤマハ」と改名されそうになったことや、ロックバンド「175R」に関連して「イサオライダー」と呼ばれたりすることもありました。

受賞歴

1989年には第10回ABCお笑い新人グランプリの諸芸部門で優秀新人賞を受賞しており、その後の活動に対する期待と実績を証明しています。

出演作品

彼らはコンビでの活動が減少した今も、テレビのバラエティ番組や映画、舞台など様々な場面で個々に活躍を見せています。代表的な番組には『ダウンタウンのごっつええ感じ』や『夕焼けの松ちゃん浜ちゃん』などがあります。

130Rは今後の活動にも注目が集まり、目が離せないコンビであることは間違いありません。

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