1830m

アルバム『1830m』の概要

AKB48のセカンドオリジナルアルバム『1830m』は、2012年8月15日にキングレコードからリリースされました。このアルバムのキャッチコピーは「そして、少女たちは次の夢を見る」です。アルバムには2枚のディスクがあり、ディスク1にはシングルと劇場盤のカップリング曲が中心に収録されています。一方、ディスク2は新曲や初収録曲を中心としており、AKB48メンバーの成長と変遷を感じられる内容です。

この作品は、前田敦子の卒業を前にした記念すべきアルバムでもあります。彼女は、2012年8月に行われた東京ドーム公演でグループを卒業することが決まっており、そのフィナーレの意味を持つアルバムとして多くのファンに受け止められています。また、アルバムのタイトル「1830m」は、AKB48劇場から東京ドームまでの直線距離に由来しています。

売上とチャート成績

本アルバムはリリース前から高い注目を集めており、初回出荷枚数は150万枚に達しました。これは前作『ここにいたこと』の110万枚を上回る記録であり、高い期待感が反映されています。2012年8月13日付のオリコンデイリーアルバムチャートで初登場し、推定売上がおよそ62万5000枚を記録しました。さらに、2012年8月27日にはオリコン週間アルバムチャートで1位にランクインし、AKB48の作品としては3作目の週間1位となりました。

初動売上は約87万1000枚に達し、AKB48のアルバムの中でも最も高い数字を記録しました。また、このアルバムは発売後2週目までに90万枚を突破するなど、圧倒的な人気を誇ります。2012年9月24日付で累積売上が約100万2000枚となり、ミリオンセラーを達成しました。

収録曲

アルバムには34曲が収録されています。シングル曲の名前を挙げると、『Everyday、カチューシャ』、『フライングゲット』、また『桜の木になろう』など、ヒットソングが盛りだくさんです。各曲の作詞は、AKB48の総合プロデューサーである秋元康が担当し、編曲はスタッフの中で特に活躍している野中

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