1928年サンモリッツオリンピックの日本選手団

1928年サンモリッツオリンピックに派遣された日本選手団に関する情報です。この大会は、1928年2月11日から2月19日にかけてスイスのサンモリッツで開催されました。

選手団の構成

日本選手団は、選手6名と役員1名で構成されていました。選手たちは、クロスカントリースキー、スキージャンプ、ノルディック複合の各種競技に出場しました。当時の選手所属は、記録されている1928年当時のものです。

人員: 選手6名、役員1名

役員: 広田戸七郎

競技結果

クロスカントリースキー

クロスカントリースキーには、以下の選手が出場しました。

永田実（早稲田大学）
男子長距離18km：31位（2時間04分23秒）
男子耐久50km：24位（6時間02分42秒）
高橋昴（早稲田大学卒）
男子長距離18km：36位（2時間10分57秒）
男子耐久50km：25位（6時間05分25秒）
竹節作太（早稲田大学）
男子長距離18km：30位（2時間04分20秒）
男子耐久50km：26位（6時間08分50秒）
麻生武治（早稲田大学卒）
男子耐久50km：棄権
矢沢武雄（早稲田大学）
男子長距離18km：26位（2時間02分29秒）

スキージャンプ

スキージャンプには、以下の選手が出場しました。

伴素彦（北海道大学）
純飛躍：36位（4.000）
麻生武治（早稲田大学卒）
純飛躍：失格

ノルディック複合

ノルディック複合には、以下の選手が出場しました。

竹節作太（早稲田大学）
途中棄権
麻生武治（早稲田大学卒）
途中棄権

まとめ

1928年サンモリッツオリンピックにおける日本選手団は、メダル獲得には至りませんでしたが、各選手がそれぞれの競技で全力を尽くしました。特に、クロスカントリースキーでは、複数の選手が長距離種目に出場し、完走を果たしました。スキージャンプやノルディック複合では、途中棄権や失格となる選手もいましたが、国際舞台での経験は、その後の日本の冬季スポーツ発展に貢献したと考えられます。

参考資料

日本オリンピック委員会監修　『近代オリンピック100年の歩み』　ベースボール・マガジン社、1994年
* JOCオリンピック歴代日本代表選手全記録

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