1938年のNFLドラフト

1938年のNFLドラフトは、1937年12月12日にシカゴのホテル・シャーマンで開催された、第3回目のNFLドラフト会議です。

ドラフトの概要

このドラフトでは、全体1位でインディアナ大学のコーベット・デービスがクリーブランド・ラムズから指名を受けました。ドラフトは複数巡にわたって行われましたが、2巡と4巡は5チームのみに指名権が与えられるという、変則的な形式がとられました。

注目選手

1937年のハイズマン賞受賞者であるクリント・フランクは、ドラフト12巡でデトロイト・ライオンズに指名されました。しかし、彼はプロフットボールの世界には進みませんでした。一方、同年のハイズマン賞で2位となったバイロン・ホワイトと、4位となったアレックス・ウォジホウィッツは、それぞれ1巡で指名を受けています。ちなみに、3位となったマーシャル・ゴールドバーグは、当時は3年生だったため指名対象とはなりませんでした。

殿堂入り選手

この年のドラフトで指名された選手の中から、後にプロフットボール殿堂入りを果たす選手が2名現れました。

アレックス・ウォジホウィッツ: 1巡6位でデトロイト・ライオンズに指名。1968年に殿堂入り。
フランク・キナード: 3巡18位でブルックリン・ドジャースに指名。1971年に殿堂入り。

1938年のNFLドラフトは、後のNFLを支える名選手たちがプロへの第一歩を踏み出した、歴史的なドラフト会議となりました。

外部リンク

NFL.com – 1938 Draft
databaseFootball.com – 1938 Draft
* Pro Football Hall of Fame

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