1971年のバレーボール

1971年のバレーボール

1971年（昭和46年）は、バレーボール界にとって多くの出来事があった年です。新たなチームの設立、テレビドラマの放送、そして国内大会での激戦など、様々なニュースがありました。

できごと

この年、新たなチームとして興国生命ピンクスパイダーズが創設されました。また、バレーボールを題材としたテレビドラマ「ワン・ツウ アタック!」と「レッツ・ゴー ミュンヘン!」が放送され、バレーボールの人気をさらに高めることとなりました。

国内大会

第4回日本リーグ

1971年の日本リーグでは、男子は日本鋼管が9勝1敗で優勝を果たしました。2位には同じく9勝1敗の松下電器、3位には富士フイルムが続きました。男子MVPには、日本鋼管の森田淳悟選手が選ばれました。女子では、ユニチカ貝塚が10戦全勝で圧倒的な強さを見せ優勝。2位には日立、3位にはヤシカが入りました。女子MVPには、ユニチカ貝塚の古川牧子選手が選ばれました。

男子

1位：日本鋼管（9勝1敗）
2位：松下電器（9勝1敗）
3位：富士フイルム（6勝4敗）
MVP：森田淳悟

女子

1位：ユニチカ貝塚（10勝）
2位：日立（8勝2敗）
3位：ヤシカ（6勝4敗）
MVP：古川牧子

第20回全日本都市対抗

全日本都市対抗では、男子は日本リーグと同じく日本鋼管が優勝、2位は松下電器、3位は富士フイルムとなりました。女子も日本リーグ同様にユニチカ貝塚が優勝し、2位にはヤシカ、3位には日立武蔵が入りました。この結果から、当時の日本鋼管とユニチカ貝塚の強さが際立っていたことが伺えます。

男子

1位：日本鋼管
2位：松下電器
3位：富士フイルム

女子

1位：ユニチカ貝塚
2位：ヤシカ
3位：日立武蔵

誕生

1971年には、後にバレーボール界で活躍する多くの選手たちが誕生しました。

1月3日 - 清水雅之
2月23日 - 竹内実
2月24日 - 中村和美
2月27日 - 斎藤真由美
4月12日 - 神田千絵
4月12日 - エレーナ・チューリナ
6月10日 - イリア・サベリエフ
6月19日 - アンドレア・サルトレッティ
7月18日 - 内田役子
8月23日 - ダミアーノ・ピッピ
9月25日 - 佐伯美香
9月30日 - レイラ・バロス
12月14日 - 佐々木太一
12月22日 - マルコス・ミリンコビック


これらの選手たちは、後のバレーボール界を大きく盛り上げました。

死去

1971年に亡くなったバレーボール関係者に関する情報はありませんでした。

1971年は、バレーボール界にとって多くの変化と発展があった年でした。新たなチームの誕生、テレビドラマによる人気拡大、そして数々の大会での熱戦、そして未来を担う選手たちの誕生。この年の出来事は、その後のバレーボール界に大きな影響を与えたと言えるでしょう。

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