1988年カルガリーオリンピックの日本選手団

1988年カルガリーオリンピック 日本選手団の記録

1988年2月、カナダのカルガリーで開催された冬季オリンピックに挑んだ日本選手団の記録です。選手たちの熱戦の模様、結果、そして大会を支えた役員たちの情報をお届けします。

大会概要

開催期間: 1988年2月13日 - 2月28日
開催地: カナダ、カルガリー
日本選手団:
総勢: 81名（選手48名、役員33名）
主将: 黒岩彰（スピードスケート）
旗手: 橋本聖子（スピードスケート）
結団式: 2月8日（岸記念体育会館）
解団式: 3月2日（岸記念体育会館）

メダル獲得

銅メダル
黒岩彰（スピードスケート男子500m）

競技別詳細

スキー

監督: 八木祐四郎
コーチ: 海野明、富井澄博、片桐幹雄、笠谷幸生、古田修一、上杉尹宏、早坂毅代司、佐藤志郎

アルペンスキー

岡部哲也：男子回転12位、男子大回転28位
熊谷克仁：男子複合21位、男子スーパー大回転 途中棄権、男子滑降34位、男子大回転 途中棄権
石岡千秋：男子回転 途中棄権、男子大回転31位
千葉信哉：男子スーパー大回転14位、男子滑降11位
山本さち子：女子複合20位、女子スーパー大回転30位、女子回転 途中棄権、女子滑降23位、女子大回転 途中棄権
川端絵美：女子複合 途中棄権、女子スーパー大回転24位、女子回転19位、女子滑降14位、女子大回転 途中棄権

クロスカントリースキー

結城谷行：男子15km 52位、男子30km 57位、男子50km 39位
江川淳：男子30km 31位、男子50km 42位
佐々木一成：男子15km 45位、男子30km 20位、男子50km 32位
山崎正晴：男子15km 68位、男子30km 77位
江川淳・佐々木一成・山崎正晴・結城谷行：男子4×10kmリレー 14位

スキージャンプ

佐藤晃：70m級個人11位、90m級個人33位
長岡勝：70m級個人25位、90m級個人48位
田中信一：70m級個人52位、90m級個人47位
田尾克史：70m級個人51位、90m級個人52位
佐藤晃・田尾克史・田中信一・長岡勝：90m級ジャンプ団体11位

ノルディック複合

阿部雅司：個人31位
宮崎秀基：個人37位
児玉和興：個人36位
阿部雅司・児玉和興・宮崎秀基：団体9位

スケート

スピードスケート

監督: 山崎善也
コーチ: 前嶋孝、長田照正、入沢孝一

金濱康光：男子1000m 9位、男子500m 9位
黒岩康志：男子500m 11位
黒岩宗久：男子1500m 16位、男子5000m 27位
黒岩彰：男子1000m 20位、男子500m 3位（銅メダル）
三谷幸宏：男子1000m 23位
森山秀実：男子1500m 28位
清水祥之：男子10000m 28位、男子1500m 22位、男子5000m 32位
青柳徹：男子10000m 24位、男子1500m 5位、男子5000m 14位
浜谷公宏：男子1000m 13位、男子500m 13位
関ナツエ：女子1500m 19位、女子3000m 18位、女子5000m 19位
橋本聖子：女子1000m 5位、女子1500m 6位、女子3000m 7位、女子5000m 6位、女子500m 5位
戸田則子：女子1000m 22位、女子500m 21位
房野抄子：女子1000m 11位、女子500m 8位

フィギュアスケート

監督: 久永勝一郎
コーチ: 土ヶ端竹志、城田憲子

加納誠：男子シングル 17位
伊藤みどり：女子シングル 5位
八木沼純子：女子シングル 14位
田中智子・鈴木弘幸：アイスダンス 18位

バイアスロン

監督: 秋元元衛
コーチ: 渋谷幹

佐藤幸一：男子10km 59位、男子20km 59位
小舘操：男子10km 39位、男子20km 40位
瀧澤明博：男子10km 63位、男子20km 61位
中村忠：男子10km 44位、男子20km 48位
小舘操・佐藤幸一・瀧沢明博・中村忠：男子4×7.5kmリレー 14位

ボブスレー

監督: 鈴木省三
コーチ: 久保重人

夜久雄爾・脇田寿雄：2人乗り 20位
堺孝夫・竹脇直巳：2人乗り 転倒棄権
堺孝夫・竹脇直巳・夜久雄爾・脇田寿雄：4人乗り 18位

リュージュ

監督: 長嶋邦夫
コーチ: 伊藤徹（選手兼任）

伊藤徹：男子1人乗り 26位
高松一彦：男子1人乗り 18位
高松一彦・平川司：男子2人乗り 14位
小清水仁美：女子1人乗り 21位
田中三奈：女子1人乗り 18位

その他

アイスホッケー視察員：河淵務

本部役員

団長: 堂垣内尚弘
副団長: 鬼鞍弘起、廣賢太郎
本部役員: 佐野雅之
本部員: 津留一清、戸上哲也、春日良一、金古正
ドクター: 中嶋寛之
マッサージ: 林宏樹

参考資料

日本オリンピック委員会監修 『近代オリンピック100年の歩み』 ベースボール・マガジン社、1994年

日本選手団は、カルガリーの地でそれぞれの競技に全力を尽くしました。その努力と挑戦は、記憶に刻まれることでしょう。

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