この文書では、
1992年に行われた宝塚歌劇の公演について詳しくまとめます。
宝塚歌劇団は日本のミュージカルの先駆けとされ、年間を通じて多彩な作品が発表されます。本年の公演内容は以下の通りです。
宝塚大劇場公演
1992年の宝塚大劇場では、さまざまなジャンルの作品が上演されました。
- 1月1日 - 2月11日
- 『珈琲カルナバル』(
柴田侑宏)
- 『夢・フラグランス』(
岡田敬二)
- 2月14日 - 3月24日
- 『白扇花集』(
内海重典監修、
横澤英雄構成・演出, 花柳寿楽演出)
- 『スパルタカス』(
小原弘稔)
- 3月26日 - 5月12日
- 『この恋は雲の涯まで』(
植田紳爾、尾上松緑演出)
- 5月15日 - 6月30日
- 『白夜伝説』(
谷正純)
- 『ワンナイト・ミラージュ』(
酒井澄夫)
- 7月3日 - 8月18日
- 『PUCK』(
小池修一郎脚本・演出)
- 『メモリーズ・オブ・ユー』(
草野旦)
- 8月20日 - 10月6日
- 『心の旅路』(
中村暁脚本・演出)
- 『ファンシー・タッチ』(
三木章雄)
- 10月9日 - 11月24日
- 『忠臣蔵〜花に散り雪に散り〜』(
柴田侑宏)
東京宝塚劇場公演
東京宝塚劇場でも多くの作品が披露され、全国のファンを魅了しました。
- 3月5日 - 3月31日
- 『紫禁城の落日』(
植田紳爾)
- 4月4日 - 4月29日
- 『珈琲カルナバル』(
柴田侑宏),
- 『夢・フラグランス』(
岡田敬二)
- 6月4日 - 6月28日
- 『白扇花集』(
内海重典監修、
横澤英雄構成・演出、花柳寿楽演出)
- 『スパルタカス』(
小原弘稔)
- 7月2日 - 7月29日
- 『この恋は雲の涯まで』(
植田紳爾、尾上松緑演出)
- 8月2日 - 8月29日
- 『白夜伝説』(
谷正純)
- 『ワンナイト・ミラージュ』(
酒井澄夫)
バウホールでの公演も印象深く、作品の幅広さが際立ちました。
- 1月2日 - 1月12日
- 『ドニエプルの赤い罌粟』(
大関弘政)
- 1月18日 - 2月2日
- 『FANTASTIC'N』(
三木章雄)
- 2月22日 - 3月9日
- 『ボンジュール・シャックスパー!』(
太田哲則)
- 5月30日 - 6月9日
- 『恋人たちの神話』(
石田昌也)
- 10月3日 - 10月16日
- 『ハロー、ジョージ!』(
太田哲則)
その他の公演
また、特別公演や地方公演も多く開催され、各地の観客に愛されました。
特に、花組の特別公演『ディーン』(
岡田敬二潤色・演出)は新たな試みとして注目を集めました。さらに、雪組の『華麗なるギャツビー』(
小池修一郎脚本・演出)なども印象に残る作品です。
1992年10月24日から11月17日まで、
ニューヨークのジョイスシアターでの特別公演も成功裏に行われ、国際的な評価を得ました。
主催は
宝塚歌劇団とジョイスシアターで、協賛には
三菱商事株式会社が名を連ねていました。
演目には『TAKARAZUKA「夢」』が含まれ、演出は
草野旦が担当しました。このように
1992年は、
宝塚歌劇団にとって多様な作品が数多く展開され、華やかに彩られた年となりました。