1997年
ノルディックスキー世界選手権は、1997年2月21日から3月2日までの10日間、
ノルウェーの
トロンハイムで開催された、
ノルディックスキーの世界選手権大会です。この大会では、
クロスカントリースキー10種目、
ノルディック複合2種目、
スキージャンプ3種目、計15種目が実施されました。
特筆すべき点として、今大会は2大会続けて種目数、競技内容に変更がなかった、1966年-1970年以来の大会となりました。
エレーナ・ヴェルベの偉業
ロシアのエレーナ・ヴェルベは、女子
クロスカントリースキーにおいて、男女を通じて史上初の5冠を達成しました。彼女の圧倒的な強さは、今大会のハイライトの一つとして、長く語り継がれることでしょう。
競技結果
以下に、各種目の競技結果の概要を示します。なお、日本代表選手の記録については、全日本スキー連盟の発表に基づいています。
クロスカントリースキー
男子30km(クラシカル走法): 1997年2月21日
男子10km(クラシカル走法): 1997年2月24日
男子25kmパシュート(10kmクラシカル+15kmフリー): 1997年2月25日
男子リレー: 1997年2月28日
男子50km(フリー走法): 1997年3月2日
女子15km(フリー走法): 1997年2月21日
女子5km(クラシカル走法): 1997年2月23日
女子15kmパシュート(5kmクラシカル+10kmフリー): 1997年2月24日
この種目では、フェルベが写真判定の末、ベルモンドを破って金メダルを獲得しました。
女子4x5kmリレー: 1997年2月28日
リレーでは、1走と2走はクラシカル走法、3走と4走はフリー走法で競技が行われました。
女子30km(クラシカル走法): 1997年3月1日
ノルディック複合
個人 (ノーマルヒル K90/15km): 1997年2月22日
団体 (ノーマルヒルK90/4x5km): 1997年2月23日
スキージャンプ
個人ノーマルヒルK90: 1997年2月22日 Granaasen
団体ラージヒルK120: 1997年2月27日 Granaasen
個人ラージヒルK120: 1997年3月1日 Granaasen
日本代表について
葛西紀明および
須田健仁は代表に選ばれましたが、残念ながら出場機会はありませんでした。
国別獲得メダル数
(データは省略)
参考情報
FIS公式記録
FIS 1997 Cross country results -
ウェイバックマシン(2007年9月30日アーカイブ分)
FIS 1997 Nordic combined results -
ウェイバックマシン(2007年9月30日アーカイブ分)
FIS 1997 Ski jumping results -
ウェイバックマシン(2007年9月30日アーカイブ分)
Sport 123 results - cross country skiing -
ウェイバックマシン(2005年3月5日アーカイブ分)
Sport 123 results - nordic combined
Sport 123 results - ski jumping